【DeNA】延長10回に3被弾で逆転負け 再び借金生活 三浦監督「もう少し点を…」

AI要約

DeNAは広島戦で逆転負けし、連勝が3で止まり借金生活に。打線は相手先発に苦しむ一方、ブルペンは3本塁打4失点で崩れる。

先発の東は力投も勝利ならず。三浦監督は東の投球を評価し、援護力不足を指摘。チームは戦力ダウン中に波乗り切れず、浮上のきっかけを模索。

試合前半は先制も追加点奪えず。ブルペン陣の不調や主砲不在でチームが厳しい状況に置かれる。

【DeNA】延長10回に3被弾で逆転負け 再び借金生活 三浦監督「もう少し点を…」

 DeNAは24日、広島戦(横浜)に延長10回の末、2―5と逆転負け。連勝は「3」で止まり、再び借金生活に突入した。

 初回一死満塁から山本の犠飛で幸先よく先制。しかし、その後は相手先発・大瀬良を打ち崩せずゼロ行進が続いた。追加点を奪えないまま8回に小園の同点適時打を許して1―1のタイスコアに引き戻られ、そのまま延長戦に突入。延長10回に3番手の伊勢が二死から小園、末包に連続ソロ本塁打を浴び、さらにバトンを託された4番手・石川までも2ランを被弾するなど、このイニングだけでまさかの3本塁打4失点となり、ブルペン陣が〝投壊〟した。

 10回裏に代打・宮崎の適時打で1点を返すも焼け石に水。先発マウンドに立った東は8回113球、10安打を許しながらも1失点に抑える力投を見せたが、勝利の女神に見放された。

 試合後の三浦監督は東について「よく我慢しながら辛抱しながら投げたと思う。本当によく投げてくれた。1点は取られたが、頑張ってくれていると思う」とコメント。援護できなかった打線には「先制はできたが、その後の追加点というのが遠かった」と渋い表情で続け、今後に関しては「何とか、もう少し点を取れるようにしていく」とも自らに言い聞かせるように述べた。

 今季のチームはなかなか波に乗り切れず、もどかしい状況が続く。主砲・牧が右太もも肉離れで登録抹消となるなど大幅な戦力ダウンを強いられている中、果たして浮上のきっかけを見い出すことは出来るのだろうか。