【阪神】2位広島との直接対決に敗れ0.5差に接近許す 村上が5回5失点で4敗目 末包に痛恨3ラン献上 打線は8回に反撃も及ばず

AI要約

阪神が広島に敗れて連勝がストップし、ゲーム差が0.5に縮まった。

村上が5回で5失点し、広島の打線に抑えられた試合展開。

広島は8回に2点を返すも、反撃及ばず試合終了。

【阪神】2位広島との直接対決に敗れ0.5差に接近許す 村上が5回5失点で4敗目 末包に痛恨3ラン献上 打線は8回に反撃も及ばず

■プロ野球 広島 6ー2 阪神 (21日 マツダ)

首位・阪神は2位・広島との直接対決に敗れ連勝ストップ。22勝17敗4分の貯金5となり、ゲーム差を0.5に縮められた。

試合は先発の村上が初回に1点を失うと、2回に1点、3回には末包にバックスクリーンへ3ランを浴び5失点。一方の打線は広島先発・床田に対し、走者を出すも2度の併殺打などで好機をつぶし7回まで無得点。打線は8回に無死満塁から、中野の適時打、森下の犠飛で2点を奪うも反撃もここまで。9回は

スタメンは5試合ぶりにノイジーが5番、2試合連続5番だった渡邉が6番サードとなった。

広島先発・床田に初回先頭の近本が四球を選ぶと、中野、森下は凡退も、大山が死球を受け2死一、二塁。ノイジーに打席が回るも、一飛に倒れ先制ならず。

村上は今季8度目の登板、ここまで2勝3敗、防御率1.30。前回の5月14日・中日戦(豊橋)は7回1/3を8安打4失点(自責3)で負け投手、2連敗中。今季の広島戦は4度目、全て床田との投げ合い2勝1敗、23回を投げ14安打3失点(自責1)の防御率0.39。

立ち上がり、いきなり先頭の秋山に左中間への二塁打を浴びると、自らの暴投で三塁へ進まれ、2番・野間に右前適時打を浴び0-1とあっさり先制を許す。

直後の攻撃は三者凡退に終わると、2回にはまたも先頭打者・末包にレフトへ二塁打を浴びると、矢野に三塁線へセーフティーバントを決められ無死一、二塁。続く8番・林に右前適時打を浴び3連打で0-2とさらにリードを広げられる。なおも無死一、三塁も、ここは後続を抑え最少失点に切り抜ける。

しかし3回には1死から4番・小園、5番・坂倉に連打を浴びると、末包にバックスクリーンへ2号3ランを浴び0-5と大炎上。

4回には先頭の森下が左前安打で出塁も、大山が一邪飛、ノイジーが二ゴロ併殺打に倒れ結果的に3人で攻撃終了。続く5回の攻撃でも、先頭の渡邉が中前安打で出塁。しかし坂本が右飛、木浪が遊ゴロ併殺に倒れ2イニング連続の併殺打で得点奪えず。

村上は4回、5回と走者を許すも追加点を与えず、5回80球9安打1奪三振1四球5失点(自責5)で降板。

6回からは2番手・富田が登板も、2死一塁から2番・野間に右中間を破る適時三塁打を浴び0-6と3回以来の失点を許す。

7回は2死から小園のエラーで渡邉が出塁も、坂本が凡退し7回までスコアボードに0が並ぶ。富田は7回も続投し、この試合初めて広島打線を三者凡退に抑える。

迎えた8回の攻撃は木浪がサードへの内野安打、代打・ミエセスがサードのエラー、近本が右前安打で出塁し、無死満塁の絶好機。続く中野は三遊間を破る左前適時打、森下はレフトへの犠飛で2-6。ここで広島は2番手・島内に交代すると、大山は中飛、ノイジーはファウルで粘るも8球目を打ち二ゴロに倒れる。

8回は3番手・岡留が無失点に抑え、最後の9回の攻撃へ。3番手・黒原に対し、6番・渡邉からも追いつくことができずゲームセット。村上は5回5失点で4敗目(2勝)を喫した。