ロボット審判は26年以降へ 大リーグのコミッショナー

AI要約

米大リーグのマンフレッド・コミッショナーは、機械によるストライク、ボール判定である「ロボット審判」の実施を2025年に見送る可能性が高まっており、26年以降の導入が見込まれている。

マイナーリーグでは既に実施されているロボット審判システムで、球審に異議を申し立てる「チャレンジ制度」も併用されている。メジャーリーグ導入の際には、選手からはチャレンジ制度を採用すべきだとの要望が多い。

マンフレッド氏は技術的な問題が残っているとしながらも、ロボット審判の導入を慎重に検討しており、メジャーリーグでの実施時期について検証を進めている。

 【ニューヨーク共同】米大リーグのマンフレッド・コミッショナーは23日、ストライク、ボールを機械で判定する「ロボット審判」について、「2025年の実施を見送る可能性が高まっている」と語り、導入は26年以降になるとの見解を示した。AP通信が報じた。

 大リーグ傘下のマイナーでは既に運用され、3Aでは昨季から全球場で実施。全投球を機械判定する方式と、球審に対し異議を申し立てる「チャレンジ制度」が併用されている。マンフレッド氏は技術的な問題が残っているとした上で「メジャーに導入する場合、選手からはチャレンジ制度を採用すべきだとの声が多い」と話した。