【陸上】サニブラウン、イタリア拠点での欧州転戦へ出発 楽しみは「ご飯です」
AI要約
世界選手権2大会連続ファイナリストのサニブラウン・ハキーム（東レ）がセイコーゴールデングランプリでの調整や今後の計画について語った。
彼は五輪出場標準記録を突破することを目指し、フルパワーが出せずに8位に終わった決勝についても冗談交じりにコメントした。
イタリアを拠点にしてダイヤモンドリーグ参戦などを見据え、各地での試合を経て次なる地へ向かう予定。
陸上男子100メートルで世界選手権2大会連続ファイナリストのサニブラウン・ハキーム（東レ）が21日、羽田空港で取材に応じた。セイコーゴールデングランプリを終え、所属する米国のタンブルウィードTCが合宿を張るイタリアを拠点に調整を進める。
セイコーでは予選10秒07を出しながら、決勝は両脚に違和感を感じてフルパワーが出せずに8位だった。参加標準記録10秒00を突破したら即パリ五輪出場が決まるが、ここまで足踏み状態。「心配してくれている方々がいっぱいるんで、安心させたい」と冗談交じりに語り「（参加標準を）逆に出さなかったら、五輪に行く必要はない。出る意味もないかな」とあくまで通過点と捉えた。
今後はイタリアを拠点に、ダイヤモンドリーグ参戦などを見据えながら各地で試合を積んでいく。転戦が続きそうな今後の楽しみについては「ご飯です。早くアメリカからヨーロッパ行きたかった。アメリカは外食しても肉くらいしかおいしくないんで…」と笑った。
1週間ほど滞在した日本では「うどんはしっかりいっぱい食った」と充電も完了し、次なる地へ向かう。
