クリスタル・パレスがマンチェスター・Uとスコアレスドロー!鎌田大地はフル出場で勝ち点1の獲得に貢献

AI要約

クリスタル・パレスはホームでマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、ユナイテッドの攻勢に耐え、無失点ドローで試合を終えた。

鎌田大地はボランチとして先発し、多くのインターセプトを見せる活躍をした。

両チームとも決定機を逃し、最終的に勝ち点1を分け合う結果となった。

クリスタル・パレスがマンチェスター・Uとスコアレスドロー!鎌田大地はフル出場で勝ち点1の獲得に貢献

現地時間21日、イングランド・プレミアリーグは第5節が行われ、鎌田大地の所属するクリスタル・パレスはホームのセルハースト・パークにマンチェスター・ユナイテッドを迎えた。

ミッドウィークに行われたカラバオカップでは下部のQPR(クイーンズ・パーク・レンジャーズ)に勝利したもののリーグではいまだ勝利がないクリスタル・パレス。QPR戦の途中から出場しボランチの一角として好プレーを見せていた鎌田は、ユナイテッドとの大一番で同じくボランチとして先発メンバーに名を連ねた。

鎌田はユナイテッドがボールを保持している際、メイヌーへのパスをケアしつつ、トップ下から降りてくるブルーノ・フェルナンデスも牽制する難しい役回りとなったが、立ち上がりからインターセプトが多く、ホームのサポーターからは拍手も送られた。

立ち上がりから攻勢を続けるユナイテッドだが、古巣対決となるGKヘンダーソンの好守を前にゴールが奪えない。27分には、ダロートのスルーパスに抜け出したガルナチョがエリア内左からダイレクトでシュート。しかし、これはクロスバーを叩き、こぼれ球をB・フェルナンデスがボレーで押し込むも再びクロスバーを叩いて外れた。

42分には右サイドに開いてボールを受けたB・フェルナンデスの低いクロスを、ニアサイドのザークツィーが触ってこぼれたボールにガルナチョが反応。しかしここもGKヘンダーソンが接触を恐れずに体を投げ出してブロックし、CKへと逃れた。

防戦の続くパレスの最初のチャンスは44分、エンケティアがドリブルで運び、エリア内左に走り込んだミッチェルの折り返しをゴール前フリーのエゼがダイレクトで押し込む。しかし、これはGKオナナの正面に飛んでしまい、最初のチャンスでゴールとはならなかった。

防戦一方ながらも無失点で前半を終えたクリスタル・パレスは後半、マテタとウォートンに代えてサールとレルマを投入。レルマは鎌田と中盤を組むこととなった。

後半もペースを握るユナイテッドは52分、ザークツィーとのワンツーでクリスタル・パレスの最終ラインを突破したB・フェルナンデスが右足アウトサイドでダイレクトシュートを狙うが、これは枠を外れてしまう。

61分にザークツィーに代えてラッシュフォードを投入したユナイテッドは62分、ガルナチョがペナルティーエリア左から狙い済ましたシュートを放つが、枠を捉えたシュートはGKヘンダーソンが横っ飛びではじき出す。

守勢の続くクリスタル・パレスは65分、ドリブルで中央を切り込んだエンケティアのシュートはGKオナナがはじき、こぼれ球にサールが飛び込むもオナナが懸命に手を伸ばしてCKへと逃れた。

66分、エンケティアに代えてヒューズを投入。ヒューズがボランチに入り、鎌田、レルマと共に3枚に増やし、鎌田がやや高い位置を取れるようになる。

すると72分、鎌田が入れた鋭いクサビのパスをエゼが受け、右のサールに展開。エリア内右からのサールの折り返しを、ゴール前でエゼが押し込むが、この決定機はゴール右へと外してしまう。

ゴールが欲しいユナイテッドは76分、エリクセンとディアロに代えてホイルンドとウガルテを投入。攻勢を強めるが、クリスタル・パレスも非常に集中した守備でユナイテッドの攻撃を跳ね返し続ける。

アディショナルタイムの4分間もボールを保持するユナイテッドに対し、耐えるクリスタル・パレスもカウンターから一発を狙う。しかし最後までゴールネットは揺れず、勝ち点1を分け合う結果に終わった。

■試合結果

クリスタル・パレス 0-0 マンチェスター・U