浦和DF井上「責任は受け止めている」 クリアミスに言及 ハンド判定DF石原は「手を隠していくのは…」

AI要約

浦和はホームでFC東京に0-2で敗れ、スコルジャ体制2連勝を逃した。

試合ではDF井上黎生人のオウンゴールとDF石原広教のハンドによるPKで失点した。

スコルジャ監督はゲームを支配したが決定力に欠けたと語り、反撃を試みたが得点できなかった。

 ◇明治安田J1リーグ第31節 浦和0―2FC東京(2024年9月22日 埼玉)

 浦和はホームでFC東京と対戦し0―2で敗れた。スコルジャ体制2連勝とはならなかった。

 重い失点となった。前半9分、DF井上黎生人がクリアを試みて蹴ったボールが自陣ゴールに入ってしまい、オウンゴールで先制を許した。「責任は受け止めている。一試合に、あのようなシュートはあると思うが、そこで、はね返すのがセンターバックの仕事。自分にちゃんと矢印を向けて、経験を無駄にしないように成長していきたい」。GK西川周作も反応できず、思わぬ形で先制を許した。

 同14分には相手の頭で合わせたボールがDF石原広教の手に当たり、ハンドの判定。その後、PKを決められた。石原は「手を隠していくのは多分無理だと思う。難しいシーンだったが、スローで見られたら取られちゃうかなって。実際、当たった感じももちろんあった」と語った。

 マチェイ・スコルジャ監督は、埼スタでは昨年11月の福岡戦以来の指揮を執った。「我々にとって暗いシナリオとなってしまった。立ち上がり非常に良い形でスタートしてゲームを支配できたが、偶然から2失点してしまった」。反撃を狙った後半は「ハーフスペースなどを使いながらプレースピードを上げようとした。そしてチアゴ・サンタナがペナルティーエリア内にいることで、できるだけ多くの良いボールを出そうと話をした。後半の途中から2トップを試したりして、あらゆる形で得点を狙っていった。そして、いくつかのチャンスを作ったが、今日は決定率の高い日だとは言えなかった」と振り返った。