FC東京、約3か月ぶりの連勝で暫定6位浮上…クラモフスキー監督「勝利に値するものを出すことが出来た」

AI要約

FC東京が敵地で浦和に2―0で勝利し、6月以来の連勝で暫定6位に浮上した。

先制点は相手DFのクリアミスでのOG、追加点はPKを荒木が冷静に決めて2点差に広げた。

チーム全体がハードワークをし、守備でも堅く守り抜いた。

FC東京、約3か月ぶりの連勝で暫定6位浮上…クラモフスキー監督「勝利に値するものを出すことが出来た」

◆明治安田J1リーグ▽第31節 浦和0―2FC東京(21日・埼玉スタジアム)

 FC東京が敵地で浦和に2―0で勝利。6月22日湘南戦(1〇0)、6月26日札幌戦(1〇0)以来となる連勝で暫定6位に浮上した。

 前半9分に左サイドのFW俵積田のクロスを相手DFがクリアミスし、OGで先制点を奪取。さらに同15分過ぎには右CKをDF森重がニアで合わせたボールが相手のハンドを誘い、VAR判定でPKに。これをMF荒木が冷静に決めて、リードを2点に広げた。荒木にとっては5月15日の名古屋戦(1●3)以来のゴール。今季7点目でチームに大きな追加点をもたらした。

 後半もチーム全体がハードワークを続け、GK野沢、DF森重、木本、岡らが体を張ってゴールを守り抜いた。

 試合後、クラモフスキー監督は「全体的に強いパフォーマンスを出すことが出来たと思いますし、勝利に値するものを出すことが出来た。自分たちがコントロールしながら、攻撃で相手のところを突いていける時間帯もあった。大事なことは自分たちの決まり事をしっかりやり切ること。その中でパフォーマンスをしっかりつなげていったこと。全ての選手がエネルギーだったり、献身性を持って戦ってくれた。選手のことを誇りに思っている。ポジティブな点は、堅い守備もできたと思いますし、連動しながら強く守ることも出来た。全ての選手が貢献してくれた」とたたえた。