【FC東京】東慶悟「ここからがスタート」敵地・浦和戦で再び主役の座を…ようやくつかんだ定位置、手放さない

AI要約

FC東京の10番である東慶悟が再び主役の座を狙う。前節で初先発初得点を挙げた彼は「ここからがスタート」と意気込む。

浦和との対戦を前に、東慶は自身のポジションを確立し、試合に絡んでいることを強調。監督交代後の浦和にも警戒を示す。

また、元チームメイトである渡辺凌磨との再会も控えており、激しい直接対決が期待されている。

【FC東京】東慶悟「ここからがスタート」敵地・浦和戦で再び主役の座を…ようやくつかんだ定位置、手放さない

 青赤の10番が再び勝利の立役者となる。FC東京は21日、敵地・埼スタで浦和と対戦する。前節名古屋戦で今季初先発初得点を挙げたMF東慶悟(34)は「ここからがスタート」と言い、再び主役の座を射止める。

 前節は今季初先発で、初得点を挙げ、お立ち台に立った。2戦連発の期待も高まるが、東慶は笑顔で首を横に振った。

 「(ゴールは)こないだも狙っていたわけじゃない。たまたまこぼれてきただけ。言い方は分からないけど、ご褒美のようなものだから」

 それ以上に、今季ようやくつかんだ定位置だけに、簡単に手放すわけにはいかない。背番号10は、気持ちも新たにこう言葉を吐き出した。

 「ここからがスタートだと思っている。やっと試合に絡めて出場時間も増えてきている。コンディションを維持しながら残り試合を戦っていきたい」

 そして、今節は敵地・埼スタに乗り込む。浦和は監督交代後初のホームゲームとなるだけに「元々相性のいいチームではないし、相手はビッグクラブ。いい選手もたくさんいるので簡単な試合にはならない。個の能力が高いので、絶対に隙を見せてはいけない」と警戒を強めた。

 また、昨季まで青赤でプレーしていたMF渡辺凌磨(27)とのピッチ上での再会も待っている。ボランチでの先発が濃厚な東慶とはバッチバチの直接対決が予想される。

 「マッチアップするシーンもあると思うので、お互いフェアに楽しく戦えたらいいなと思う」

 約3カ月ぶりの連勝に向け、青赤の10番のゲームメークがカギを握る。