シニア男子SPは岩野颯太が首位発進 冒頭「賭けみたいな」2連続ジャンプ成功に「キター」【フィギュア・中部選手権】

AI要約

フィギュアスケートの中部選手権が開幕し、初日の男子ショートプログラムでは岩野颯太が首位スタートを切った。

岩野は勤務先の会場で注目を集め、力強い演技を披露した。

フリースケーティングに向けて気持ちと体力で戦い、最後まで頑張る意気込みを語った。

シニア男子SPは岩野颯太が首位発進 冒頭「賭けみたいな」2連続ジャンプ成功に「キター」【フィギュア・中部選手権】

 フィギュアスケートの全日本選手権につながる中部選手権(中日新聞社後援)が21日、名古屋市港区の邦和みなとスポーツ&カルチャーで開幕し、初日の男子ショートプログラム(SP)は岩野颯太(22)=邦和みなとスケート部=が52.44点で首位発進した。

 岩野が勝負をかけたのはSP冒頭。「賭けみたいなところがあった。完全に完成して入れたわけではない」という3回転トーループの2連続ジャンプを成功させた。

 勤務先でもある会場で大歓声を浴び「キターって思ったけど、アピールとか感情を入れちゃうと変な動きになってしまう」。高揚感を抑え、SP曲に使用し始めて4年がたつ「戦場のメリークリスマス」に合わせ舞った。

 22日のフリーに向けては「取りあえず気持ちと体力勝負。最後まで気持ちを切らさず頑張りたい」と意気込んだ。