紀平梨花 2季連続の全休 右足距骨疲労骨折は完治間近も「コーチとも相談した結果」無理せず

AI要約

フィギュアスケート女子で19、20年全日本選手権連覇の紀平梨花が、右足距骨疲労骨折の完治が間近でも医師の判断で2季連続の全休を発表。

今季は26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪のプレシーズンだったが、昨季の全休から強化選手外れでGPシリーズへの派遣はなく、全日本選手権出場も見送り。

紀平梨花は今シーズン試合出場はないが、応援や支援に感謝し、引き続きの温かい見守りを希望している。

紀平梨花 2季連続の全休 右足距骨疲労骨折は完治間近も「コーチとも相談した結果」無理せず

 フィギュアスケート女子で19、20年全日本選手権連覇の紀平梨花(22=トヨタ自動車)が18日、自身のSNSを更新し、2季連続の全休を発表した。21年7月に痛めた右足距骨疲労骨折は完治間近だが、「まだ安心して全力で動ける状態ではないとの医師の判断がありました。私自身も無理をして急ぐべきかどうかをよく考え、ブライアン・コーチとも相談した結果、今回の決断に至りました」と説明した。

 今季は26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪のプレシーズン。昨季全休で今季の日本スケート連盟強化選手から外れており、10月からのGPシリーズへの派遣がない状況だった。主要国際大会最終選考会となる全日本選手権(12月、大阪府門真市)出場のため必須となる今月21日開幕の中部選手権(名古屋市)出場も取りやめた。「今シーズンは試合の出場はありませんが、これまで、そして今も頂いている応援やご支援に心から感謝しております。引き続き温かく見守っていただければ幸いです」とコメントした。