【日本ハム】矢沢宏太、野手で1軍再昇格「見てくれているんだなと思った」22年ドラ1の二刀流

AI要約

日本ハム矢沢宏太投手(24)が1軍に昇格した。今シーズンは中継ぎ投手として昇格し、17試合に登板して1勝2敗3ホールドを記録。再調整を経て再度1軍入りした矢沢は、野手としてのアピールに意欲を燃やす。

投手としての経験を生かしながら、バッティングでも実績を上げている矢沢。2軍では主に指名打者としてプレーしていたが、最近は外野も守り、守備力も向上させている。

新庄監督からのサポートも受けながら、矢沢は野手としてのスキルを磨いていく決意を示している。将来の“二刀流”への期待が高まる中、キバを削っている。

【日本ハム】矢沢宏太、野手で1軍再昇格「見てくれているんだなと思った」22年ドラ1の二刀流

<オリックス-日本ハム>◇21日◇京セラドーム大阪

 日本ハム矢沢宏太投手(24)が、1軍に昇格した。

 今季は5月下旬から中継ぎ投手として1軍昇格し、17試合に登板。1勝2敗3ホールドをマークしたが、6月24日に登録抹消し、2軍で再調整していた。今回は主に野手としての合流で「チームとしても大事な時期。ここでしっかりアピールしていきたい」と気を引き締めた。

 投手で得た経験を生かす。「(前回1軍で)ピッチャーだけやって感じた部分を自分の野手として生かしていくみたいな感じ。あの、こういうバッターいいなとは思いながら、はい、投げてたんで。それを自分でも実践してみる感じ。バッティングの方はだんだん良くなってきました」と手応えを口にした。

 2軍では主に指名打者での出場だったが、17日のイースタン・リーグヤクルト戦(鎌ケ谷)から3試合連続で外野を守り、個別練習を取り入れながら守備面も磨いてきた。18日のヤクルト戦では1番左翼でスタメン出場し、先頭打者弾を放つなど打撃にもスイッチが入った。新庄監督からは「守備もやっているんだね」と連絡が届き、矢沢は「見てくれてるんだなっていう感じでした。ここでしっかり自分でやることをやっていきたいなと思います」。22ドラフト1位の“二刀流”が、今回は野手としての出陣をイメージし、キバを研ぐ。