記録ずくめの大谷翔平、最大『8冠』の可能性も… 本塁打&打点はリーグ首位独走、得点、塁打、長打数、長打率、OPSもトップ、出塁率も逆転可能

AI要約

ドジャースの大谷翔平選手がロッキーズ戦で52号本塁打を達成し、52本塁打、52盗塁を記録。打率リーグ4位でリーグトップの数字を続け、8冠達成の可能性も。383塁打を記録し、400塁打を目指す。

大谷はリーグ各部門でトップの数字を残す一方、52盗塁ではトップとの差を逆転するのは困難。安打数や打率でも首位選手と競走中。

通算52本塁打、52盗塁を達成した大谷翔平選手は、リーグ各部門で圧倒的な数字を残し、8冠達成の可能性が浮上している。

記録ずくめの大谷翔平、最大『8冠』の可能性も… 本塁打&打点はリーグ首位独走、得点、塁打、長打数、長打率、OPSもトップ、出塁率も逆転可能

◇20日(日本時間21日) 大リーグ ドジャース6―4ロッキーズ(ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平選手が20日のロッキーズ戦で「1番・指名打者」で先発し、2試合連続となる52号を放つなど、4打数3安打2打点、1盗塁。自身の記録を「52本塁打、52盗塁」まで伸ばした。レギュラーシーズン残り8試合で大谷は打率リーグ4位の2割9分7厘。52本塁打、122打点はいずれもリーグトップを独走。ほかの指標でも高い数値をたたき出しており、最大”8冠”の可能性も出ている。

 20日現在、大谷は本塁打と打点のほか、得点、塁打、長打数、長打率、OPS(出塁率と長打率の合計)でリーグトップ。出塁率は3割7分8厘で3位だが、1位のプロファー(パドレス)とはわずか6厘差で逆転も可能だ。

 383塁打は現在メジャー1位で、大谷は2001年を最後に達成者が出ていない400塁打も視野に捉える。22年にア・リーグ史上最多の62本塁打を放ったジャッジ(ヤンキース)だったが、391塁打で惜しくも届かなかった。

 一方、52盗塁はリーグ2位だが、トップのデラクルーズ(レッズ)の65盗塁とは13個の開きがあり、逆転は厳しい情勢。打率と安打数はともに首位のアラエス(パドレス)を追いかける展開だが、安打数では15本差、打率も3割1分8厘で2分以上の差があり、ひっくり返すのは難しいとみられる。(写真はAP)