イチロー氏の「予言」が現実に「50本打ってMVPを獲ったら化け物」来季は20勝&サイ・ヤング賞だ

AI要約

イチロー氏が5年前に大谷に関する予言をしたことが現実となった。大谷は51本塁打を達成し、2年連続でリーグMVPに輝く見込み。

大谷はメジャー移籍前からイチロー氏との関係が深く、先輩の助言を胸に毎年進化を遂げている。

イチロー氏は大谷に対し、今後も投手としての活躍を期待しており、サイ・ヤング賞獲得も予言している。

イチロー氏の「予言」が現実に「50本打ってMVPを獲ったら化け物」来季は20勝&サイ・ヤング賞だ

 ◇ナ・リーグ  ドジャース20-3マーリンズ(2024年9月19日 マイアミ)

 イチロー氏の5年前の「予言」が現実になった。19年3月21日。東京ドームでマリナーズのユニホームを脱ぎ、引退会見を行った同氏は大谷について「投手として20勝するシーズンがあって、その翌年に50本打ってMVPを獲ったら化け物ですよ。でも、翔平はそれが想像できなくはないですからね」と話していた。その「化け物」は今季51本塁打。2年連続3度目のリーグMVP受賞も確実だ。

 大谷はメジャー移籍前からイチロー氏と何度も食事をともにし、移籍1年目の18年開幕前には同氏宅を訪れて打撃面の助言をもらったこともある。憧れでもあった偉大な先輩の言葉を、自らのバットで現実にしてみせた。

 イチロー氏は、大谷が1年ごとに投手と野手でプレーして「その二刀流は面白いと思う。サイ・ヤング賞と本塁打王を獲ったら」とも話した。来季は開幕から「投手・大谷」が復活する。20勝、そしてサイ・ヤング賞――。同氏の予言が再び的中するかもしれない。