「あれが大谷翔平だ。理解不能だけど」 またも超悪球を52号2ラン、打たれたロッキーズ左腕はあきれる

AI要約

大谷翔平がロッキーズ戦でフリーランドからの厳しい投球をものともせず、ホームランを打つ活躍を見せた。

フリーランド自身も驚きを隠せず、大谷の能力に脱帽する場面があった。

この試合は、過去に大谷がクアーズ・フィールドで打ったホームランとの因縁もある展開となった。

「あれが大谷翔平だ。理解不能だけど」 またも超悪球を52号2ラン、打たれたロッキーズ左腕はあきれる

◇20日(日本時間21日)MLB ドジャース6―4ロッキーズ(ロサンゼルス)

 ロッキーズの左腕フリーランドは再び、大谷翔平のすごみを実感した。5回フルカウントから、胸付近に真っすぐを投げた。大谷はこの悪球に対して腰を鋭く回転させながらパワーで弾き返し、打球は中堅フェンスを超えた。52号2ラン。左腕は半ばあきれた。「あれが大谷翔平だ。なんと言ったらいいかー。あの球を打つなんて理解不能だけど、あれが彼の普通なのかもしれない」。

 捕手は低めの要求だったが、本人は「いいミス」だったと振り返る。「あれは狙ったところではなかったが、いいボールだった。でも、彼がいいスイングをしたんだ」と脱帽するしかなかった。

 フリーランドといえば、昨年、大谷がロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドで日米通算200号を打った相手だった。その時に痛打された球も、体に当たりそうな内角のシンカーで非常に難しい球だった。フリーランドは「あの球をスイングしてホームランにできるのは、地球上で大谷、一人だけだ…世代に一人の才能だよ」と名言を残したが、今年も、大谷の異次元の一振りにやられた。(写真はAP)