大谷翔平、試合またぎの4打席連続本塁打&7打席連続安打はならず 本拠地総立ち&MVPコールの1打席目は空三振

AI要約

ドジャース・大谷翔平投手がロッキーズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、四打席連続本塁打、七打席連続安打の記録を逃す。

大谷投手は試合前に特別映像が流れ、本拠地ファンからMVPコールを受ける。期待された七打席連続安打、四打席連続本塁打とはならなかった。

前日のマーリンズ戦で史上初の「50―50」を達成し、自己最多の三本塁打、六安打、十打点を記録。12年連続のプレーオフ進出も決定し、大フォームの中、3700キロ以上の移動を経てロッキーズ戦に臨む。

大谷翔平、試合またぎの4打席連続本塁打&7打席連続安打はならず 本拠地総立ち&MVPコールの1打席目は空三振

◆米大リーグ ドジャース―ロッキーズ(20日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が20日(日本時間21日)、本拠地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、初回先頭の1打席目は、空振り三振で4打席連続本塁打、7打席連続安打とはならなかった。打席に入る前には「50―50」の偉業を紹介する特別映像が流れ、本拠地は総立ちになって「MVPコール」が巻き起こった。

 6打席連続安打、3打席連続本塁打を継続してプレーボールを迎えた一戦。試合をまたいで7打席連続安打、4打席連続本塁打にも期待がかかっていた。ロッキーズの先発は左腕のフリーランド。昨年6月23日(同24日)に対戦した際には、右中間への二塁打、中飛、右中間へのソロ本塁打と、3打数2安打だった。いずれも打球速度は100マイル(約161キロ)を越え、芯で捉えた打球だった。

 前日19日(同20日)の敵地・マーリンズ戦は歴史に残る大活躍だった。試合前は「48発&49盗塁」だったが、自己最多を更新する3本塁打、6安打、10打点の大暴れ。2盗塁も決めた。史上初の「50―50」を達成しただけでなく「51―51」まで数字を伸ばした。チームは20―4で大勝して、12年連続となるプレーオフ進出も決定。試合後にはグラスに入ったシャンパンで乾杯して控えめに喜びを分かち合うと、東海岸のマイアミから、西海岸の本拠地・ロサンゼルスまで3700キロ以上の距離を大移動した。