【Xゲーム】永原悠路が予選3位で決勝へ「あの点が出てビックリ」スケボー男子パーク予選

AI要約

スケートボード男子パーク予選で永原悠路が3位で決勝進出を決めた。

永原は日本人唯一のパリ五輪代表で、安定したランでビックリの84・00点を獲得。

永原は過去の国際大会優勝経験もあり、今回もキーガン・パーマー、トム・シャーを抑えて快挙を成し遂げた。

【Xゲーム】永原悠路が予選3位で決勝へ「あの点が出てビックリ」スケボー男子パーク予選

 ◇Xゲーム千葉大会第1日(2024年9月20日 幕張メッセ)

 スケートボード男子パーク予選が行われ、パリ五輪代表の永原悠路(太陽ホールディングス)は84・00点の3位で、22日の決勝進出を決めた。

 永原は同種目では日本人唯一のパリ五輪代表で、今大会も日本人唯一の出場。開催国の代表として意地を見せ、「安定したランで、ジャッジもしっかり点をつけてくれた。だいぶ(難度を)抑えたが、あの点が出てビックリ」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 パリ五輪では予選15位で敗退した永原は、8月末に米国で行われた国際大会で優勝。今大会にも出場しているパリ五輪金メダルのキーガン・パーマー(オーストラリア)、同銀メダルのトム・シャー(米国)を抑えて快挙を達成し、「五輪後もすぐに練習をいっぱいやった。(優勝で)少しは自信になった」とという。

 ストリート男子の堀米雄斗、同女子の吉沢恋が金メダルを獲得するなど、東京五輪に続いてパリでも日本勢の活躍が目立ったスケートボードだが、男子パークは2大会連続で唯一メダルに届いていない種目。そんな中で1人気を吐き続ける19歳は、「次のロス(五輪)が楽しみで、メダルを獲りたい気持ちになった。今回は(8月の大会に続き)2連勝できるように頑張る」と静かに闘志を燃やした。