やはり破格…。サウジリーグの最新年俸ランキング19位。そりゃ稼ぎたくなる…。主力だったリバプール時代が少なすぎた
ジョルジニオ・ワイナルドゥムは、サウジアラビアリーグで19位の高年俸選手であるが、市場価値は下がり続けている。
リバプールでは5シーズンプレーし、非常に重要な選手であったが、市場価値はピーク時から大きく下落している。
PSGを経てアル・イテファクに移籍し、現在は1500万ユーロの年俸を得ているが、市場価値は過去のピークから大幅に低下している。
今や世界各国のスター選手が集うサウジアラビアリーグ。今夏もイヴァン・トニーやジョアン・カンセロなど、欧州で実績を残してきた選手が数多く同国に活躍の場を移している。そんなアジアのリーグにおいて、いま最も稼いでいるのは誰なのか。今回はサウジリーグの最新年俸ランキングを紹介する。年俸は『capology』、成績は『transfermarkt』を参照
19位:ジョルジニオ・ワイナルドゥム(オランダ代表)
生年月日:1990年11月11日
所属クラブ:アル・イテファク
推定年棒:1500万ユーロ(約24億円)
昨季リーグ戦成績:29試合6ゴール5アシスト
19位にランクインしたジョルジニオ・ワイナルドゥム(1500万ユーロ/約24億円)は、リバプール退団以降、年棒は上がったものの市場価値はどんどん下がっている。
2015/16シーズンの途中にリバプールの監督に就任したユルゲン・クロップは、初めてフルシーズンを戦うことになる2016/17シーズンに向けて、ゲーゲンプレスに適応できる中盤の選手を求めていた。
そこで目に留まったのが、当時ニューカッスル・ユナイテッドでプレミアリーグ1年目を迎えていたワイナルドゥムだ。90分間走り続けることができる上に、中盤の選手ながらリーグ戦で11得点をあげる攻撃的なプレースタイルはクロップのサッカーに完全にマッチした。
実際にリバプールで過ごした5シーズンのリーグ戦では、毎年30試合以上に出場しており、そのほとんどが先発出場である。しかし、重要な立場でありながら年棒は5年間上がることはなかった。461万ユーロ(約7億3760万円)という金額は当時のチーム内で15番目の数字である。
結局、契約満了となった2021年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)に移籍することになり、年棒は1273万ユーロ(約20億3680万円)まで上昇した。この金額でもPSGの選手の中では10番目の数字ということには驚きである。
その後はローマを挟んでアル・イテファクに移籍をし、年棒も1500万ユーロ(約24億円)まで上がったが、キャリアの全盛期でもあるリバプール時代にあった5000万ユーロ(約80億円)の市場価値は年々下降し、今では400万ユーロ(約6億4000万円)の価値となってしまった。