大谷翔平 猛打止まらず2戦連続3安打!最近4試合で11安打の大爆発 地元ファンも歓喜

AI要約

大谷翔平投手がロッキーズ戦で52号2ランを含む3安打を記録し、過去の快挙を続けている。

前夜の50本塁打&50盗塁を祝福する拍手やスタンディングオベーションを受けつつも、初回は空振り三振に終わった。

大谷のバットが再び快音を響かせ、豪快弾を放ちながら自身初のポストシーズン進出も決定した。

 ◇ナ・リーグ ドジャース-ロッキーズ(2024年9月20日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が20日(日本時間21日)、本拠でのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。大リーグ史上初の50本塁打&50盗塁達成から一夜明け、第3打席で一時逆転となる52号2ランを放つと第4打席でも安打を放ち、2試合連続で3安打をマークした。

 大谷が第1打席に入ると、サプライズが待っていた。ドジャースナインがベンチ前に出て大谷に拍手を送ると、観衆もスタンディングオベーションで前夜の快挙を祝福。大谷もヘルメットを取って歓声に応えた。打席では大きな「MVP」コールが送られたが、第1打席は左腕フリーランドの前に空振り三振に終わった。

 大谷が第2打席でファンの声援にバットで応えた。第2打席は3回2死走者から中前打。フルカウントと追い込まれたが、左腕フリーランドの低めのスライダーを中前に運んだ。

 1―2の5回2死二塁で迎えた第3打席。フルカウントから見送ればボール球の胸元の速球をかち上げると、110.1マイル(約1771.1キロ)で飛び出した打球は中堅左への423フィート(約128.9メートル)地点で着弾。大谷らしい豪快弾に本拠ファンは大興奮で歓喜の声を上げ、ベッツは次打者席で驚きの表情を浮かべるほどの当たりだった。

 大爆発した前夜からの勢いそのままに、またも大谷のバットが快音を響かせた。前日に日本選手初の6安打&3本塁打、球団新の10打点、2盗塁の歴史的猛打で「50―50」「51―51」を達成。一夜明けた本拠でもHランプマークを点灯させ、ファンを熱狂させた。

 快挙達成とともに大谷にとっては自身初のポストシーズン進出も決定した。前日のミーティングでは「勝ち続けよう!」と3年連続の地区優勝へ大号令。マジック6となった歓喜の瞬間へ、一歩一歩前進している。