前ミラン監督ピオリ氏 ロナウド所属アル・ナスル新指揮官に就任

AI要約

イタリア人指揮官のステファノ・ピオリ氏がサウジアラビアのアル・ナスルに新監督として任命された。

ピオリ氏はACミランなどでの指揮官経験を持ち、今回が国外での指揮デビューとなる。

アル・ナスルは最近2試合で引き分け、新監督の就任によってチームの改善が期待されている。

【AFP=時事】サッカーサウジアラビア1部リーグのアル・ナスル(Al Nassr)は18日、ステファノ・ピオリ(Stefano Pioli)氏(58)を新監督に任命したと発表した。

 イタリア人指揮官のピオリ氏は、アル・ナスルの国内およびAFCチャンピオンズリーグエリート(AFC Champions League Elite 2024-25)での不振を受けて前日にクラブを離れたルイス・カストロ(Luis Castro)前監督の後任となる。

 ピオリ氏は2019年から今年5月までイタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)で監督を務め、2021-22シーズンはチームをリーグ制覇に導いた。これまでには、フィオレンティーナ(Fiorentina)やインテル(Inter Milan)、ラツィオ(SS Lazio)、ボローニャ(Bologna FC)などでの監督経験を持つが、イタリア国外で指揮を執った経験はない。

 アル・ナスルでは、2023年初めにクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が加入して以降、カストロ氏がクラブを去った3人目の指導者となった。数々の栄誉に輝いているロナウドだが、アル・ナスルでは国内でのトロフィー獲得には至っておらず、これまでに勝ち取ったのは昨年のアラブ・クラブチャンピオンズカップ(Arab Club Champions Cup)のみとなっている。

 昨シーズンは大きく離されて2位に終わったアル・ナスルは、今季3試合中2試合で引き分けに終わり、16日のチャンピオンズリーグエリート初戦でもアル・ショルタ(Al Shorta、イラク)と1-1の引き分けに終わった。【翻訳編集】 AFPBB News