ザギトワ 自身のショーに1億円強の助成金申請で物議「通れば人々は激怒する」

AI要約

2018年平昌五輪フィギュアスケート女子金メダルのアリーナ・ザギトワが、自身のアイスショーのために巨額の助成金を申請し、物議を醸している。

ロシアメディアによると、ザギトワは国に約7500万ルーブル(約1億1600万円)の助成金を申請し、通常の申請ルールを超えて全額を要求している。

この要求に対し、ドミトリー・ワシリエフ氏は実現可能性が低いとし、人々の怒りを買う可能性があると指摘している。

ザギトワ 自身のショーに1億円強の助成金申請で物議「通れば人々は激怒する」

 2018年平昌五輪フィギュアスケート女子金メダルのアリーナ・ザギトワ(ロシア)が、自身のアイスショーのために巨額の助成金を申請し、物議を醸している。

 ロシアメディア「スポーツ」によると、ザギトワは来年予定されている自身のアイスショーのため、国に約7500万ルーブル(約1億1600万円)の助成金を申請した。同メディアによると、通常、アイスショー実施で助成金を申請する場合はプロジェクト総費用の10~20%以下で、残りは主催者が用意してきた。しかしザギトワの場合は全額を申請しているという。

 これに対し、バイアスロンで五輪金メダリストのドミトリー・ワシリエフ氏は同メディアに対し、「すごい額だ。これが実現すれば、他のスポーツの前例になる。とても大胆なことです。実現する可能性は低い。特にプライベートショーなんてね。このケースは実現不可能だと思う」と驚がく。

 続けて「承認されれば、人々を激怒させることになる。誰もが人生においてうまくいっているわけではなく、この困難な時代において、多くの人々はベルトを締め、平和的に冷静に苦難の重荷に耐え、忍耐強くすべてに耐えている。そしてここにきて、突然このような要請があった。大金だし、とても実現不可能だ」と申請が通れば人々が激怒すると語った。

 実業家としても活躍するザギトワ。大胆な手法に注目が集まっている。