大栄翔が高安を圧倒して3場所連続勝ち越し!大関獲り起点づくりへ2桁勝利が必須「それが目標」

AI要約

小結・大栄翔が2敗の高安を下し、勝ち越しを決めた。

大栄翔が好調な相撲を見せ、前に攻める姿勢が充実している。

大栄翔は10勝目を目指し、大関昇進に向けて意気込んでいる。

大栄翔が高安を圧倒して3場所連続勝ち越し!大関獲り起点づくりへ2桁勝利が必須「それが目標」

 ◇大相撲秋場所13日目(2024年9月20日 両国国技館)

 小結・大栄翔(30=追手風部屋)が2敗の前頭15枚目・高安(34=田子ノ浦部屋)を下して8勝目を挙げ、3場所連続の勝ち越しを決めた。

 高安のもろ手突きからの突っ張りに対し、下からあてがいながら突き返して一気に前に出て押し出し。優勝争いに名を連ねる好調力士を圧倒し「前に攻める相撲が取れた。突き押しでここまでやってきたので、負けたくない気持ちがあった」と会心の内容に充実感を示した。

 三役に復帰した先場所に続いて勝ち越し。「ひとまずよかったので、しっかりあと2番集中して頑張ります」と気を引き締めた。昨年は6場所中4場所で2桁勝利。何度も挑戦して果たせなかった大関獲りへ再び挑んでいくためにも、10勝して起点をつくりたいところだ。「それが目標ですから、最後までしっかりやりたい」。昨年秋場所以来1年ぶりとなる三役での2桁勝利を見据えた。