【DeNA】5年目の東妻純平が値千金の適時打 代打でプロ初打席「結果残せた」

AI要約

横浜DeNAは阪神に9-6で勝利し、5年目の東妻がプロ初打席で初安打・初打点を記録した。

東妻は直球をしっかり捉えて生み出した適時二塁打で、ファーム経験を活かして結果を残した。

オープン戦で一線級の投手と経験を積んだ東妻は、直球への対応を重視し、緊張する初打席を成功させた。

【DeNA】5年目の東妻純平が値千金の適時打 代打でプロ初打席「結果残せた」

◇横浜DeNA9-6阪神(横浜スタジアム)

 プロとしての一歩はチームにとっても大きな一打となった。横浜DeNAの5年目の東妻が代打でプロ初打席初安打初打点となる値千金の適時二塁打を放った。

 四回無死一塁で打席に立つと、2球で追い込まれながらも、一走森敬が二盗を決める。ボール球を見極めた末の6球目、内角を狙った島本の直球が逆球になり、東妻は力みのないスイングで振り抜いた。打球は左中間を割り、「ファームでやってきたことを出そうと思った。追い込まれていたが、結果を残すことができてよかった」。祝福する一塁側ベンチに向かって右手を高々と掲げた。

 今季はオープン戦で1軍に帯同し、一線級の投手との対戦を経験した。相手投手の持ち球や変化球の軌道を頭に入れる一方で、直球への対応を最も大事にした。「基本は直球をしっかりはじき返せるようなタイミングで入る。(変化球を)追いかけすぎると手が出なくなってしまうので、打席では考えすぎない」と整理して打席に臨んだ。

 直球をしっかり捉えて生み出した記念の一打。「一打席目は緊張する場面をイメージしていた中で、打つことができてうれしい」と23歳が一つ自信をつかんだ。