巨人・グリフィン「振り出しに戻してしまった」唯一の失投悔やむ…次は来日初の中4日で阪神戦

AI要約

F・グリフィン投手は好内容の試合を振り出しに戻す失投で悔しい思いをした。

初球ストライク率約91%とコントロールも抜群でDeNAの強力打線を圧倒した。

次回は阪神戦に向かい、安定感を発揮して勝利を目指す。

巨人・グリフィン「振り出しに戻してしまった」唯一の失投悔やむ…次は来日初の中4日で阪神戦

◆JERA セ・リーグ 巨人2―2DeNA=延長12回=(18日・東京ドーム)

 F・グリフィン投手(29)にとっては、試合を作った事実より、1球の失投が何よりも悔しかった。1―0の6回1死。1ボール2ストライクから5球目、浮いた148キロ直球を牧に完璧に捉えられると、右膝をつき、打球を見つめた。左翼席へ飛び込む同点ソロを浴びた。6回3安打1失点と好内容だったが「(試合を)振り出しに戻してしまったことがとても悔しいです」と後悔の言葉を口にした。

 最速148キロの直球と、スライダー、フォーク、カットボールも効果的に使った。初球ストライク率は約91%とコントロールも抜群。4回まで1安打のみとDeNAの強力打線を圧倒した。

 次回は来日初となる中4日で23日の阪神戦(甲子園)に向かう予定。5登板連続クオリティースタート(QS=6回以上自責3以下)を達成した安定感を聖地でも発揮したい。大一番でも必死に腕を振り、勝利をたぐり寄せる。