伊吹吾郎の孫・遼平、”格さん”印籠預かるも敗退「持っているものは出せた」ボクシング東日本新人王準決勝
AI要約
伊吹遼平が第81回東日本新人王ミドル級準決勝で敗退
吉野健二が4回判定で勝利し、決勝進出
伊吹遼平は祖父からの印籠で気合を入れるも結果につながらず
ボクシング第８１回東日本新人王準決勝の各階級１１試合が２０日、東京・後楽園ホールで行われ、ミドル級で俳優・伊吹吾郎（７８）の孫、伊吹遼平（２８）＝三迫＝が吉野健二（２３）＝角海老宝石＝に４回判定０―２で敗れ、昨年に続き準決勝で敗退した。力強いパンチで吉野をよろめかせる場面があったものの、ジャッジは小差で先に手を出し続けた吉野を支持した。
吉野には今年２月にも対戦しＴＫＯ負けしている。「前のときはふがいなさを感じたが、今回は持っているものは出せたうえでの負け。相手の方が上だったと思います」と伊吹。リングサイドでは、トレーナーがテレビドラマ「水戸黄門」で格さん役を務めた祖父から預かった印籠を掲げて気合を入れたが結果にはつながらなかった。伊吹はこれで２勝（２ＫＯ）３敗。１１月３日の東日本決勝進出を決めた吉野は３勝（２ＫＯ）３敗１分けとなった。
