勝みなみのモチベーションは米ツアー勝利と…「最終戦に出たい」【日本勢大会前のコメント】

AI要約

米国女子ツアーはオハイオ戦から秋の陣へ突入。勝みなみはCMEグループ・ツアー選手権出場を目指し、ランキングアップへ奮闘。吉田優利もポイントを上乗せし終盤へ臨む意気込み。

畑岡奈紗、笹生優花、西郷真央も今後の試合に向けて意気込みを述べる。

全選手がそれぞれの目標に向かって頑張る中、最終戦への期待が高まる。

勝みなみのモチベーションは米ツアー勝利と…「最終戦に出たい」【日本勢大会前のコメント】

<クローガー・クイーンシティ選手権 事前情報◇18日◇TPCリバーズ・ベンド(米オハイオ州)◇6705ヤード・パー72>

米国女子ツアーは今週のオハイオ戦から秋の陣へと突入していく。米本土2連戦のあとはアジアシリーズ4連戦、そしてハワイに移り、最後はフロリダ連戦で幕を閉じる。

最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」は出場者が絞られ、大会前週までにポイントランキングで60位内を確保する必要があり、ここからはその位置を目指していくことになる。その渦中にいる一人が勝みなみ。現在のランキングは75位。ここから上げていく必要が出てきた。

大会を中継するWOWOWのインタビューに答えた勝は、開口一番「最後のCMEには出たいので、そこは最低限クリアしたい。まだ試合も残っているので、できれば1勝したいというふうに思っています」と、ツアー勝者としての出場を目指すことを明かした。

2週前には日本ツアーの公式戦に出場。その後は大好きなプロ野球・阪神タイガース戦を観戦するなどリフレッシュの時間に充てた。鋭気を養い、ここから追い上げを開始していく構えだ。

そのほかの日本勢では吉田優利も正念場。今後のアジアシリーズはランキング的に出場は厳しい。そのため、今週と来週でポイントを上乗せして、終盤に臨みたいところ。「4日間戦うことが本当に大事になってくると思いますし、できる準備はすべてやって、いい状態にもっていけたらなと思います」と意気込みを語った。

現在のポイントランキングは128位と苦しい位置。来季出場権をかけた予選会も視野に入れているなかで、まずは目の前の試合に集中し、結果を求めることになる。

【そのほかの日本勢コメント】

■畑岡奈紗

「日本に帰ってトレーニングして練習もして。調子はそんな悪くないと思いますし、グリーンもイメージ通りに転がってくれてるかなと思うので、うまくバーディチャンスにつけてそれが決められるように頑張りたい。開幕戦に来年出るためにも、今年勝たないといけない。しっかり勝ってヒルトンのイベントに出られるように。1試合1試合大切に戦っていければなと思います」

■笹生優花

「2試合アメリカでやって、アジアシリーズが始まる。アジアシリーズは天気が寒かったり暑かったり、1週ごとに激しく変わるので、まずはいつもの事ですけどケガなく体調のことを考えながら。アジアシリーズ前の経験を少しでも後半に向けて生かせられたらなと思います。まずは楽しんで、あとは予選を通過できればなと思います」

■西郷真央

「(今週のコースは)ちょっと難しいなと思います。距離も特にインコースが長かったり、ラフもしっかり生えているのでその辺を気をつけながらスコアメイクをしていきたい。残り試合数は少ないですけど、もちろん優勝目指して頑張りたいですし、毎試合上位争いをしていいプレーを続けて、いい終わり方をしたいなと思います」