神谷そらが米ツアー2次予選会にエントリー きっかけは五輪メダリストとの出会い「同じ舞台でプレーしたい」

AI要約

世界ランキング134位の神谷そらが来季の米国女子ツアーの出場権をかけたQシリーズ2次予選会にエントリーした。米ツアー参戦へのモチベーションが高い。

神谷そらは昨年の日米共催大会で中国の選手リン・シユと交流し、全米女子オープンに続き、異文化交流を楽しんでいる。

神谷そらは海外でできた友達と再会したいという思いから、厳しい最終予選会に挑む。来季の米ツアー参戦を目指している。

神谷そらが米ツアー2次予選会にエントリー きっかけは五輪メダリストとの出会い「同じ舞台でプレーしたい」

<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 事前情報◇19日◇利府ゴルフ倶楽部(宮城県)◇6638ヤード・パー72>

世界ランキング134位の神谷そらが来季の米国女子ツアーの出場権をかけたQシリーズ2次予選会(10月15日開幕、フロリダ州ベニス)にエントリーした。「あの子と同じ舞台でプレーしたい…」と米ツアー参戦へのモチベーションは高い。

その選手とは、昨年の日米共催大会「TOTOジャパンクラシック」で同組でプレーをしたリン・シユ(中国)。そこで交流を深めて、今年の海外メジャー「全米女子オープン」では練習ラウンドを共にした。その後、リン・シユは8月の「パリ五輪」で銅メダルを獲得している。

「英語をもっと話すことができればもっといいですけど(笑)。身ぶり手ぶりで会話をしていても楽しいですし、プレーを見ていてもすべてが学べるところなので。頭がパンクしそうなぐらい色々と勉強ができて、本当に楽しいっていう一言です」と、異文化交流を楽しんでいる様子だ。

「海外でできた友達と、もう一回会いたいなという風にずっと思っていて。じゃあ、自分が会いに行くしかないっていう風になって。もう一回会って、同じステージで戦いたいという思いがあります」。ここを勝ち抜けば12月に5日間の日程で行われる最終予選会(12月5~9日、アラバマ州)に進む。来季の米ツアーに参戦するため、過酷な予選会に挑む。(文・神吉孝昌)