昨年からPK21本連続成功中のバイエルンFWハリー・ケイン 成功率100%の秘訣は「プロセスを守ること」

AI要約

バイエルン・ミュンヘンがディナモ・ザグレブ戦で9-2の大勝を収め、ハリー・ケインのペナルティキックにおける勝負強さが光った。

ケインは21本のペナルティキックを全て成功させる驚異的な記録を持ち、練習の重要性を語っている。

今後もケインの成功数がどこまで伸びるか注目されている。

昨年からPK21本連続成功中のバイエルンFWハリー・ケイン 成功率100%の秘訣は「プロセスを守ること」

17日(現地時間)に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第1節ディナモ・ザグレブ戦で、バイエルン・ミュンヘンは9-2と大勝した。

序盤からゲームを支配して圧巻のゴールショーを披露したバイエルンにあって、特に注目されているのがハリー・ケインのペナルティキックにおける勝負強さだ。同選手は、この試合でバイエルンに与えられた3本のペナルティキックで全てキッカーを務め、いずれも成功した。

流れの中からのシュートチャンスでも抜群の決定力を誇るケインだが、ペナルティキックについては既に名人の域に達している。ドイツ紙『Bild』によると、ケインは2022年のワールドカップカタール大会の準々決勝フランス戦で84分にイングランドが得たペナルティキックを失敗して以降、17日のザグレブ戦も含めてキッカーを務めた21本のペナルティキックを全て成功させている。同じ期間で見てみると、バルセロナのロベルト・レヴァンドフスキも成功率100%となっているが、レヴァンドフスキが蹴ったペナルティキックの本数は13本とケインよりも少ない。

ペナルティキックで圧倒的な数字を残していることについて、ケインは『Bild』の取材に応じた際に以下のように秘訣を明かしている。

「単純に練習をたくさんやっているだけだよ。僕は、ペナルティキックに関してはルーティンがあるんだ。大事なのは練習でやったことをやる、プロセスを守るということ」

「昨年からキックの蹴り方を変えたんだ。相手のゴールキーパーがどこかに動くのを待つ方法を追加したんだ。僕は、キックの瞬間にどこに蹴るか決めることもあるし、試合前に予め蹴る方向を決めていることもある」

練習の賜物であるというケインのペナルティキック。果たして今後どこまで連続成功数を伸ばしていくのだろうか。