ドジャース指揮官 5回無失点のナックはPOも「間違いなく先発候補」故障者相次ぐ先発陣に希望の光

AI要約

ドジャースはマーリンズ戦に勝利し、今季90勝に到達。先発のナック投手が素晴らしい投球を見せ、指揮官から高い評価を受けた。

ナックは立ち上がりから攻めの姿勢を見せ、5回までわずか2本の安打しか許さず、7三振を奪う活躍を見せた。

ロバーツ監督はナックの復活ぶりを称賛し、今後の先発候補として期待を寄せており、チームの故障者が出ている中で期待される存在となっている。

 ◇ナ・リーグ ドジャース8-4マーリンズ(2024年9月18日 マイアミ)

 ドジャースは18日(日本時間19日)、敵地でのマーリンズ戦に勝利。今季90勝(62敗)に達した。試合後、デーブ・ロバーツ監督は先発したランドン・ナック投手(27)を評価した。

 ナックは立ち上がり、先頭・エドワーズに右前打を許し、二盗と悪送球で三塁まで進まれたものの後続を断って無失点で切り抜けると、5回まで許した安打はわずか2本。7三振を奪い、無失点だった。

 試合後、指揮官は「ランドンは素晴らしかった。初球から攻めの投球が出来ていた。前回の投球から立ち直った。コントロールが素晴らしく、投球の組み合わせも良かった」と前回13日(同14日)のブレーブス戦で2回5失点だった投球から見事に修正したと評価した。

 そして「あと2、3回投げる機会があると思う。打者を打ち取るために様々な武器を持っていることが気に入っている。彼はボールを操ることができる。マウンドで自信を持って投げられている」とし「彼は間違いなく将来の(10月のプレーオフの)先発候補の中にいる」とポストシーズンでも欠かせない先発になるだろうとした。

 チームはグラスノーが右肘のねんざで今季絶望。カーショーも負傷者リストに入るなど先発陣に故障が相次いでいるだけに今季デビューした新人右腕の好投は好材料となった。