9月は3戦3勝のソフトバンク石川柊太「ここ数年では感覚的に一番いい」月間防御率は脅威の0.47 ポストシーズンの先発にも期待

AI要約

ソフトバンクの石川柊太が7回無失点で6勝目を挙げ、4連勝を達成した。

投球の安定感と調整の良さが際立ち、チーム内の先発投手競争も激化している。

石川柊太は直球とパワーカーブを駆使して、毎回のように走者を許しながらも4回以降は無失点に抑えた。

9月には3試合連続でクオリティースタートを記録し、月間防御率は0.47になっている。

大津亮介も1カ月ぶりの1軍登板で8回無失点と好投し、先発投手陣内の競争を盛り上げている。

チーム全体のハイパフォーマンスを目指し、調整を続けている。

9月は3戦3勝のソフトバンク石川柊太「ここ数年では感覚的に一番いい」月間防御率は脅威の0.47 ポストシーズンの先発にも期待

 ◆オリックス0―1ソフトバンク(16日、京セラドーム大阪)

 ソフトバンクの石川柊太が7回無失点で6勝目をマークした。最多勝を獲得した2020年以来の自身4連勝。9月は3試合負けなしだ。「余計なことを考えず、シンプルにできた」と振り返った。

 前回登板の10日の楽天戦(楽天モバイルパーク)から、先発としては今季最短となる中5日での登板。毎回のように走者を許すも、直球とパワーカーブを軸にテンポの良い投球で4回以降は二塁も踏ませなかった。101球を投じ、3安打6三振に抑えた。

 9月は3試合に先発し、19回1/3を投げて自責点はわずか1。月間防御率は0.47だ。3試合連続でクオリティースタート(6回以上投げて自責点3以下、QS)を達成しており「2軍で調整してきたものが固まってきた。いい調整ができている。ここ数年では感覚的に一番いい」と充実感を口にする。

 15日のオリックス戦は、1カ月ぶりに1軍登板した大津亮介が8回無失点と好投した。有原航平、モイネロ、大関友久、スチュワートがそろう先発陣の中、ポストシーズンでの〝5枚目〟の争いに堂々と名乗りを上げた。「ハイパフォーマンスを目指して自分の中でより調子を上げて、より洗練させるだけ」。チーム内競争の激化により、安定感に磨きがかかりそうだ。(大橋昂平)

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