【MLB】タイガース逆転勝利 Wカード争い3位のツインズと1.5ゲーム差に 10年ぶりプレーオフ進出なるか

AI要約

タイガースはロイヤルズとの3連戦で逆転勝利を収め、ワイルドカード争いで差を縮める。

ウィットJr.の満塁弾に苦しむも、タイガースが粘り強く逆転。

タイガースは10年ぶりのプレーオフ進出に向け、復活の兆しを見せている。

【MLB】タイガース逆転勝利 Wカード争い3位のツインズと1.5ゲーム差に 10年ぶりプレーオフ進出なるか

 日本時間9月17日、タイガースは敵地カウフマン・スタジアムでのロイヤルズ3連戦がスタート。同地区対決3連戦の初戦はボビー・ウィットJr.の満塁弾で先制される苦しい展開となったものの、7対6で逆転勝利を収め、ワイルドカード争い3位のツインズとのゲーム差を1.5に縮めることに成功した。タイガース3番手のブレナン・ハニフィーにメジャー初勝利(1敗)が記録され、6番手のジェイソン・フォーリーは24セーブ目を記録。ロイヤルズ2番手のサム・ロングは2敗目(3勝)を喫した。

 3回裏にウィットJr.の32号グランドスラムで先制され、好投手セス・ルーゴが相手というタイガースだったが、簡単には試合を諦めなかった。4回表にトレイ・スウィーニーの犠飛で1点を返すと、再び4点ビハインドとなった5回表にはコルト・キースの13号2ランなどで3点を返して1点差に。5回裏にウィットJr.のタイムリーで2点ビハインドとなったが、6回表一死1・3塁からウェンシール・ペレスの2点タイムリー二塁打で追いつき、続くマット・ビアーリングが放った勝ち越しタイムリーが決勝打となった。

 タイガースのプレーオフ進出は地区4連覇を成し遂げた2014年が最後。2015年に地区最下位に転落すると、それ以降はチーム再建を進め、2017年に98敗、2018年も98敗、2019年には球団ワースト2位の114敗というどん底の時期も経験した。その後もなかなか浮上のきっかけをつかめなかったが、今季はワイルドカード争いに参戦中。エンゼルスと並んでプレーオフから最も遠ざかっているチームの1つだが、10年ぶりとなるプレーオフ進出を信じ、粘り強い戦いを続けている。