【広島】逆転負け 2連敗で9月3勝13敗の大失速...秋山と末包の適時打等で3点を先制も九里が村上に2ラン被弾など6回途中5失点9敗目

■プロ野球　ヤクルト5ー4広島　（18日　神宮）

広島はヤクルトに逆転負け、2連敗で64勝60敗5分の貯金4となった。9月は3勝12敗となった。秋山と末包のタイムリーなどで4回までに3点を先制。だが先発・九里が4回に村上に28号2ラン、5回にサンタナに同点打を浴び6回途中7安打5失点で9敗目。打線は7回に秋山のタイムリーで1点を返すのに留まった。

スタメンは1番センター・秋山、2番キャッチャー・坂倉、3番サード・小園、4番ライト・野間、4番ライト・野間、5番ファースト・堂林、6番レフト・末包、7番ショート・矢野、8番セカンド・菊池、9番ピッチャー・九里のオーダーを組んだ。

ヤクルトの先発・ヤフーレは広島戦は来日初登板。1回、秋山は二ゴロ、坂倉は遊ゴロ、小園は三ゴロと全て内野ゴロに打ち取られた。

先発・九里は今季21度目の登板、試合前まで7勝8敗、防御率3.09。前回の9月7日・中日戦（マツダ）は6回2/3を5安打1失点で勝ち投手。翌8日に登録抹消、それ以来の登板。今季のヤクルト戦は4度目、2勝0敗、防御率2.00だった。

九里は1回2死かサンタナに四球も村上を左飛に打ち取った。九里は2回2死から中村に中安打も岩田を遊ゴロに抑える。

打線は3回、矢野が投内安打、2死後に二盗を決め2死二塁から秋山がセンター前にタイムリーを飛ばし1点を先制。

九里は3回1死から長岡に四球も並木を二ゴロ併殺打に打ち取った。

4回攻撃で1死から野間と堂林の連打で1死一・二塁とすると末包がレフト前にタイムリーを運び、2ー0とする。サンタナの本塁への送球が逸れ1死二・三塁から矢野の二ゴロ間に1点を加え、3ー0とする。

九里は4回、先頭・サンタナに四球、続く村上にライトスタンドへ28号2ランを放り込まれ、3ー2となる。続くオスナに左安打、山田のセンター前に落ちようかという飛球を菊池がスライディングしながら好捕しピンチの目を摘んだ。

だが九里は5回、先頭の代打・青木に中安打、長岡を見逃し三振、並木の犠打で2死二塁からサンタナにライト線にタイムリーを弾き返され、3ー3の同点に追いつかれれる。

6回の先頭・野間が四球、堂林の犠打で1二塁から末包は左飛、矢野の打席で雷で中断。矢野は左飛に倒れ勝ち越せない。

九里は6回1死から山田に中安打、中村に三塁線を破られるツーベースで1死二・三塁にとなり降板。

代わった2番手・塹江は代打・増田に四球で1死満塁から代打・松本直にライトへ犠飛を打ち上げられ、3ー4と勝ち越される。さらに長岡にレフトへタイムリーを放たれ、3ー5となった。代わった3番手・中﨑が中飛に打ち取った。

九里は5回1/3を92球、7安打、3四球、4奪三振の5失点（自責5）で9敗目。

7回の攻撃で2死から秋山と坂倉の連打で1死一・三塁とすると小園がセンターへタイムリーを打ち返し、4ー5とした。7回は4番手・黒原が2死から左中間にツーベース、山田に四球も中村を二飛に抑える。

8回の攻撃はヤクルト4番手・ロドリゲスに堂林、末包、矢野の3人で終わり9回も菊池、代打・松山、秋山がヒットで代走・羽月も坂倉が遊飛に倒れ凡退し試合終了。