愛院大エース河野優作、中2日で141球完投勝利 「痛いなんて言っていられない。最後は気持ち」【愛知大学野球】

AI要約

愛院大がエース河野の好投で東海学園大を5−3で破り、勝ち点1を獲得。

河野投手は痛みに耐えながらの完投勝利を果たし、9回の危機を気迫で切り抜ける。

河野投手は前回の負けを乗り越え、自信をつけて2勝目を挙げた。

愛院大エース河野優作、中2日で141球完投勝利 「痛いなんて言っていられない。最後は気持ち」【愛知大学野球】

◇17日 愛知大学野球1部秋季リーグ 愛院大5―2東海学園大(名城大日進グラウンド)

 愛院大が1勝1敗で迎えた東海学園大との3回戦を5―3で制し、勝ち点1を得た。7回コールド勝ちした1回戦で7イニング無失点と好投したエースの河野優作投手(3年・創志学園)が8安打2失点で完投勝利を飾った。

 エースの力投が勝利を呼んだ。愛院大の河野が中2日で141球完投。5回あたりに左手人さし指の血豆がつぶれ、痛みに耐えながらの投球だった。4点リードの9回に1点を失ったが、1死満塁から2者連続三振。「痛いなんて言っていられない。最後は気持ち」と気迫で乗り切った。

 今季初登板だった名城大戦は、7回途中2失点で負け投手になった。「『勝てなかったらどうしよう』と引きずってしまった」というが、神宮大会出場のためにここからは一戦も落とせない。「楽しんでやろう」と割り切ってマウンドに立ち、東海学園大との1回戦で今季初勝利。自信をつけ、この日2勝目を挙げた。益田明典監督は「エースなので最後まで代えなかった。よく踏ん張ってくれた」とねぎらった。