慶大・清原正吾が先制適時打の当たりも「清原シフト」に阻まれる「死に物狂いで練習」明大戦へ

AI要約

慶大清原は立大の「清原シフト」に阻まれたが、2試合連続安打を決める活躍を見せた。

プロ志望届を提出した清原は次戦に向けて準備を進めており、自身の成長を感じている。

次戦は明大との対戦で、「死に物狂いで練習して迎えたい」と意気込んでいる。

<東京6大学野球リーグ:立大1-0慶大>◇16日◇第1週最終日◇神宮

 プロ通算525本塁打の清原和博氏(57)を父に持つ慶大清原は、立大の「清原シフト」に阻まれた。

 3試合連続で「4番一塁」でスタメン出場。父と弟勝児(慶応高3年)が見守る中、1回2死三塁の第1打席ではあわや先制適時打の当たりを放ったが、相手守備網にかかり、内野ゴロに。相手の徹底マークにも「何も考えていないです」と冷静に受け止めた。

 だが、やられてばかりで終わらないのが清原だ。4回2死、内野陣の頭上を超えてワンバウンドで左翼フェンスを直撃する二塁打を放ち、2試合連続安打を決めた。12日にプロ志望届を提出。注目される中で迎えた開幕カードは3試合で計2安打でノーアーチだったが「アジャストしていく面では、徐々にレベルアップできているのかなと思います」と手応えを口にした。

 次戦は28日から、春季リーグ戦2位の明大と対戦する。「死に物狂いで練習して迎えたい」と力を込めた。