ダルビッシュ6回無失点で日米通算202勝目、野茂英雄を抜き単独2位 最多黒田博樹にあと1勝

AI要約

パドレスのダルビッシュ有投手がアストロズ戦で6勝目を挙げて日米通算202勝を達成し、野茂英雄を抜いて単独2位に浮上。

ダルビッシュは6回まで3安打無失点の好投で降板し、勝利投手の権利を持って退いた。

チームはマチャドやプロファーの活躍で4連勝を果たし、勝利を収めた。

ダルビッシュ6回無失点で日米通算202勝目、野茂英雄を抜き単独2位 最多黒田博樹にあと1勝

<パドレス3-1アストロズ>◇16日(日本時間17日)◇ペトコパーク

 パドレスのダルビッシュ有投手(38)が本拠地でのアストロズ戦に先発し、今季6勝目(3敗)を挙げた。これで日米通算202勝となり、野茂英雄を抜いてメジャー日本人投手の単独2位に浮上した。

 初回にアルテューベ、アルバレス、ディアスを3者凡退と順調な立ち上がりで、2回は元女房役の6番カラティニに四球を与えるまで5者連続凡退。安打は3回3人目のアルテューベに右前打されるまで1本も許さなかった。5回は四球と単打で2死一、二塁とされたが、1番アルテューベを内角シンカーで遊ゴロに打ち取り簡単にピンチを脱した。

 6回まで79球を投げ3安打無失点、2三振3奪三振で、2-0とリードした状況で勝利投手の権利を持って降板した。防御率は3・21。アストロズ戦は21年5月29日以来、2年振りの登板で、白星を得たのはレンジャーズに所属していた17年6月12日以来となる。

 日米通算はドジャースなどでプレーした野茂英雄が201勝、ダルビッシュが202勝でこれを抜き、ドジャースとヤンキースでプレーした黒田博樹の最多203勝にあと1勝と迫った。

 チームは1回に4番マチャドの適時二塁打で先制し、4回に5番メリルが24号ソロ、8回に3番プロファーが23号ソロを放ち、接戦を制して4連勝とした。