今永昇太が14勝目、1年目の日本人では4位タイの勝利数 11奪三振でメジャー自己最多を更新

AI要約

カブスの今永昇太投手がアスレチックス戦で11奪三振を記録し、14勝目を挙げた。

初回にピンチを迎えたが、失点を避けるなど粘り強いピッチングを見せた。

6回まで99球を投げ、5安打2失点、3四球11奪三振の好投を見せた。

<カブス9-2アスレチックス>◇16日(日本時間17日)◇リグリーフィールド

 カブス今永昇太投手(31)が本拠地でのアスレチックス戦で今季14勝目(3敗)を挙げ、メジャー自己最多を更新する11奪三振をマークした。14勝はメジャーの日本人投手1年目ではダルビッシュ有(レンジャーズ)と前田健太(ドジャース)の16勝、松坂大輔(レッドソックス)の15勝に次ぎ、石井一久(ドジャース)に並ぶ4位となる。

 初回は1番ウィルソンにいきなり右三塁打を許すなど1死一、三塁のピンチに陥ったが、4番ランゲリアーズを遊直、5番ゲロフを三ゴロに打ち取り失点を回避。3回は先頭ウィルソンに四球を与えた後、2番ルーカーに1ストライクからの2球目フォーシームをと捉えられセンターへの2ラン本塁打を許したが、4回以降は毎回走者を出しながらも追加点を許さなかった。

 6回まで99球を投げ1被弾を含む5安打2失点、3四球11奪三振で2ケタ奪三振はメジャー3度目。防御率は3・03でナ・リーグ先発投手で3位に浮上した。