グラスノー、ロッカーは空に…ロバーツ監督「どこかに飛び立った」…地元紙コラムニストは痛烈批判
タイラー・グラスノーが急きょチームを離れ、復帰が難しい故障が発覚
プレーオフに向けてドジャースの先発陣が厳しい状況にあり、チームは苦境に立たされている
ロサンゼルス・タイムズのコラムニストがグラスノーの故障とチームの状況に厳しい論調で批判
ドジャースのエース右腕タイラー・グラスノーが15日、アトランタに遠征しているチームから離れた。クラブハウスのロッカーから名前が消えた。ロバーツ監督は「どこかに飛行機で飛び立ったが、どこかは分からない」と詳細は明かさなかった。
グラスノーは13日に予定されていた実戦形式の「ライブBP」を急きょ回避した。翌日にロバーツ監督はCTスキャンで故障が判明したことを明かし、「腕の違和感を訴えた。今年の復帰は難しい」と話した。今後数週間は投球練習を取りやめるようだ。
10月のプレーオフに向けて、ドジャースは先発陣が危機的状況にある。前日に今季最短3回KOとなったフラハティが1番手、先日復帰したばかりの山本由伸が2番手となるが、3番手以降は現状、不調のビューラーとミラー、新人のナックが候補だ。カーショー、ストーンは故障中で、復帰は微妙は状況だ。
ロサンゼルス・タイムズの名物コラムニスト、ビル・プロシキ記者は「ドジャースはグラスノーの今季絶望とともに、今季を終える可能性がある」と厳しい論調でコラムを掲載。1億6500万ドル(約231億円)で故障歴が多いグラスノーを獲得したチームの編成トップ、フリードマン編成本部長を批判した。