巨人・岡本和真、同点許した直後に勝ち越しの23号ソロ 高め変化球を左翼席へ特大アーチ

AI要約

岡本和真内野手が4番・三塁で出場し、6回に決勝の23号ソロ本塁打を放ち、巨人の勝利に貢献した。

岡本は8試合ぶりの一発でチームの空気を一新し、菅野の粘りの投球も支えた。

岡本は昨日の不振から一夜明け、豪快な当たりでG党を喜ばせた。

巨人・岡本和真、同点許した直後に勝ち越しの23号ソロ 高め変化球を左翼席へ特大アーチ

◇15日 巨人―中日(東京ドーム)

 巨人・岡本和真内野手が「4番・三塁」で出場。3―3の6回、巨人・勝ち越しの23号ソロ本塁打を左翼に放った。

 5日のヤクルト戦(岐阜)以来8試合ぶりの一発は、チームの重い空気を一変させた。今季初の中4日で先発した菅野が、必死に粘りの投球をしたが、6回、ピンチをつくって降板し、リリーフの高梨が同点に追いつかれた。だがその直後、先頭で打席に立った背番号25は、2ボールからの3球目、中日・藤嶋の高め変化球を完璧に捉え、左翼へ特大アーチ。負けられない試合が続く中、すぐさまリードをもたらした。

 たまっていた鬱憤(うっぷん)も吹き払った。14日のヤクルト戦では、チャンスで2度三振し、試合も敗れた。3点ビハインドの7回2死一、二塁で見逃し三振に倒れた際は、敷田球審とにらみ合うような場面もあった。試合後は「僕が初めのチャンスで打っていればこういう展開になっていなかった。申し訳ないです」と、4番としての責任を受け止めるように語っていた。一夜明け、岡本和らしい豪快な当たりで、東京ドームのG党を沸かせた。