巨人、つながる打線 前日九回の勢いそのまま―プロ野球

AI要約

前日に逆転勝ちした巨人が広島を相手に勢いそのままで打線がつながり、先制点を挙げた。

浅野の二塁打やバントの誤送球などで3点を奪い、岡本和も追加点を奪う活躍を見せた。

敵地での連勝を決め、大事な3連戦に向けてチーム全体が手応えを感じている様子だった。

巨人、つながる打線 前日九回の勢いそのまま―プロ野球

 前日、0―2の九回に9点を奪って逆転勝ちした首位巨人。

 勢いそのままに、この日も打線がつながった。

 0―0の三回。広島先発の床田から、先頭の7番浅野が二塁打で口火を切る。続く門脇の投手へのバントが悪送球を誘い、浅野が一気に生還した。

 なお2死三塁から2番坂本が二塁内野安打。吉川が四球で続き、4番岡本和は低めの球にうまくバットを当てて中前へ。この回3点目を奪い、「何としても走者をかえそうと打席に立った。良い追加点になった」と振り返った。

 今季は7月までに1勝しかできず、分の悪かった敵地マツダスタジアム。しかし、前日に連勝でカード勝ち越しを決め、岡本和は「大事な3連戦だと思って挑んでいる。みんながつないで、いい形になっている」。手応えを感じていたようにこの日も畳み掛け、鮮やかに先制した。