【若松ボート(ミッドナイト)一般】タッチSで生き残った川崎智稔 ツキを味方に自身2度目のファイナル進出

AI要約

波乱の口火を切り、川崎智稔が準優10Rで優出一番乗りを果たす。

川崎智稔は万全の状態ではなかったが、ポテンシャルを発揮し、準優からの展開で優勝を目指す。

ファイナルでも3号艇として再び登場し、Sを練習して初優勝を目指す姿勢を見せる。

【若松ボート(ミッドナイト)一般】タッチSで生き残った川崎智稔 ツキを味方に自身2度目のファイナル進出

<13日・若松ボート・4日目>

 波乱の口火を切った。準優10Rに3号艇で登場した川崎智稔は、展開も味方にまくり差しを決めて優出一番乗り。デビュー2回目の優出だが、Sがコンマ01とすれすれのタイミングだっただけに、引き揚げてくると「すみませんでした」としきりに頭を下げて回った。

 機調は「前半が良くなかったのでペラを叩いたら、やり過ぎて準優では空回りしていた」と万全の状態とは言えなかったが、「ゾーンが狭いけど、合えば回った後の押しがある」としっかり動いてくれるポテンシャルはある。「今節はツキだけですね。Sは景色が急に早く見えて、ドーンとアジャストしたけど、1Mは展開があった」。ギリギリのスリットで生き残ったことや、イン小池修平が後手に回ったために絶好の展開が向いたことなど、いくつもの要素が絡み合っての優出劇だった。

 ファイナルは準優と同じ3号艇。「スローのSはまだ分かっていないので練習したい」。特訓を重ね、今度は確信の持てるSを決めて初優勝を狙う。