小畑実成がメモリアル走を勝利で飾る/ボートレース常滑

AI要約

ボートレース常滑の「住信SBIネット銀行賞」準優勝戦の結果と選手たちのコメントについて述べられている。

小畑実成が10,000走目のメモリアル勝利を挙げ、選手たちが準優勝戦に向けての調整や意気込みを語った。

吉永則雄、市橋卓士、都築正治、本多宏和などが優勝戦進出を果たし、それぞれ準備万端の様子を見せている。

小畑実成がメモリアル走を勝利で飾る/ボートレース常滑

ボートレース常滑の「住信SBIネット銀行賞」は11日に準優勝戦が行われた。

小畑実成が3日目に連勝し、後半のイン逃げで実に10,000走目のメモリアル勝利となった。「記録は家族や関係者のおかげです。足も仕上がってました」と語り、水神祭を終えた小畑は、多くの選手からも祝福され、準優を前にほっこりするシーンがあった。

準優最初の10Rでは、下條雄太郎が4カドまくりを決めて優出一番乗り。「調整をして、準優は行き足から伸びにかけてが良かったし、乗りやすさもあった。ペラのベースはこれで、スローからなので手前に寄せる調整も考える」と、最後は3枠を見据えた調整も視野に入れている。

11Rと12Rは順当に逃げで決着。シリーズをリードしてきた吉永則雄と市橋卓士が、きっちりと優勝戦へ駒を進めた。ポールポジションゲットの吉永は「行き足と乗り心地は変わらず良い状態で、舟足には満足している。ほぼこのままで、やってもペラの微調整くらい。スタートは準優勝戦よりも速いタイミングでいきたい」と、機力は完調ムード。最後はスタートもしっかり決める構えだ。

一方の市橋も、「ペラの調整をして、3日目が一番良かった。直線系が良くて、回り足も悪くない。また、しっかりペラの調整を合わせて行きたい」と、仕上がりは良好だ。

地元勢からは都築正治と本多宏和が優勝戦に名を連ねた。「足は普通です。乗り心地も普通。一生懸命がんばるだけです」と、都築はいつも通り淡泊なコメント。本多は序盤で見せたピット離れの良さが気になるが、「回転止めて他の部分の足を求めるので、多分、ピット離れは出ないと思います」と語った。外枠からの挑戦となるが、地元で何かを狙っているはずで、どんな調整と策で挑むのか注目したい。