新たな帰化選手投入も…アジア王者カタールが10人北朝鮮とドローでW杯最終予選未勝利「この引き分けは敗北の味が伴う」

AI要約

カタール代表は10日、北朝鮮代表とのW杯最終予選で2-2の引き分け。新たな帰化選手を招集し、勝利を期待するも結果ならず。

A組は競争力が高く、カタール代表は手痛いスタートを切る。指揮官も引き分けを敗北と認め、チームのパフォーマンスに悔やむ。

カタール代表は10月に2試合を控えており、W杯予選突破を目指す。アジアチャンピオンが窮地を脱するには、さらなる努力が必要。

新たな帰化選手投入も…アジア王者カタールが10人北朝鮮とドローでW杯最終予選未勝利「この引き分けは敗北の味が伴う」

カタール代表が窮地だ。カタール『ガルフ・タイムズ』が伝えている。

アジア杯王者のカタール代表は10日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)最終予選第2節を戦い、アウェイ(中立地)で北朝鮮代表と2-2のドローに。前半のうちに数的優位となって逆転後、後半頭にスーパーなFKで追いつかれた。

これにより、アジアチャンピオンは1分け1敗。

第1節・UAE代表戦の逆転負けを受け、緊急でFWエジミウソン・ジュニオール(アル・ドゥハイル)という新たな帰化組を追加招集し、同選手を早速デビューさせたが、10人の北朝鮮を切り崩せず、勝利を期した一戦での勝ち点1に。

A組はカタール、イラン、ウズベキスタン、UAE、北朝鮮、キルギス。この競争力を考慮すれば、間違いなく手痛いスタートだ。

スペイン人指揮官のマルケス・ロペス監督も「この引き分けは敗北の味が伴う」と認め、試合展開を悔やむことに。

「試合を通してのパフォーマンスに勝ちたい気持ちが詰まっていた。ところがハーフタイムに信じられないような大雨が降り出し、状況が変わった。あの雨がなく、問題なくパスを回せていたら、FK献上(同点被弾)はなかったと思う」

「しかし、現実的な問題は雨が止んでから得点を奪えなかった点だ。2試合で1ポイント…まだ8試合残っているから諦めたわけではない。引き続き全力を尽くす」

カタール代表は10月、10日に第3節でキルギス代表とのホームゲーム、そして15日、第4節でイラン代表とのアウェイゲームに臨む。W杯予選突破経験のないアジアチャンピオンは、10月を通して窮地を脱せるか。