天王山第2ラウンド 巨人・グリフィン7勝目へ「いつも通り、できることをやる」

AI要約

巨人のフォスター・グリフィン投手が広島戦に向けて気負うことなく勝利を目指す姿勢を示す。

グリフィン投手は前回登板で黒星を喫したが、クオリティースタートを続ける安定感をアピール。

マツダ球場での投球経験も前向きであり、広島戦に自信を持って臨む意気込みを見せる。

天王山第2ラウンド 巨人・グリフィン7勝目へ「いつも通り、できることをやる」

 巨人のフォスター・グリフィン投手(29)が10日、先発する首位攻防3連戦2戦目の11日・広島戦(マツダ)で気負うことなく勝利へ導く決意を示した。敵地で最終調整し、7勝目へ「大事なのは分かっているが、あまり重みを自分に与えすぎず、いつも通り自分のできることをやるようにしたい」と冷静に語った。

 今季広島戦は3登板で0勝0敗、防御率2・01。マツダでは昨年4月以来、来日2度目の登板で、当時は5回途中6失点(自責5)だったが、「投げやすいとかよりも、球場としていい印象がある」と雰囲気などを含めて悪いイメージはない。

 前回登板の4日・ヤクルト戦(京セラD)は6回2失点も、黒星を喫した。序盤はフォークが高めに浮く課題があったが、試合中の修正に成功するという収穫もあった。現在3登板連続でクオリティースタート(QS=6回以上自責3以下)を達成中。天王山でも安定感を発揮する。