初代タイガーマスク佐山聡 小林邦昭さんを悼む「二週間前の電話の声で、わかっていました」
初代タイガーマスクこと佐山聡が、虎ハンター小林邦昭さんの死去に深い哀悼の意を表した。
小林さんは初代タイガーマスクの好敵手であり、昨年はタイガーマスク主宰のプロレス大会に出席し、トークショーを行っていた。
佐山は小林さんとの思い出や対戦を語り、突然の訃報に対する悲しみを表明した。
初代タイガーマスクこと佐山聡(66)が、9日に68歳で死去した〝虎ハンター〟小林邦昭さんに哀悼の意を表した。
1981年に初代タイガーがデビューした際、好敵手だったのが「虎ハンター」と呼ばれた小林さんだった。昨年10月10日の初代タイガーが主宰するストロングスタイルプロレス新宿大会には小林さんが会場を訪れ、山崎一夫とトークショーを行っていた。
突然の訃報を受けた初代タイガーは団体を通じ書面で「今朝、電話が鳴り響いた時、嫌な予感がしました。体調が悪いのは二週間前の電話の声で、わかっていました。その時、「俺達、良い試合をしたなあ」と言うので、タイガーマスクでの試合の事かなと思い、私はその気で思い出を話すと、何と、小林さんは若手時代の事を淡々と意味深げに話すのです。五分位で疲れたトーンになって来たので、
『元気になってメシ行こう!」
『それじゃ元気で!』
『元気で!』
と言い合って電話を切りました。3日前掛けた電話の返信がなく、心配していたところへ、四代目からの電話です。私は体が沈み込むのが分かりました。青春を共有した戦友 最高のライバル 思い出は沢山あります。小林さん有難う御座いました。初代タイガーマスク 佐山サトル」と追悼コメンを出した。