ユナイテッド移籍のデ・リフト「テン・ハグの存在が大きかったのは明らか。彼も僕も互いをよく理解」

AI要約

オランダ代表DFマタイス・デ・リフトがマンチェスター・ユナイテッド移籍について語り、アヤックス時代の監督エリク・テン・ハグの影響を強調。

テン・ハグ監督の厳格な要求について語り、プレミアリーグでのプレーに対する意気込みを述べた。

オランダ代表DFマタイス・デ・リフトが今夏のマンチェスター・ユナイテッド移籍を語った。

この夏、センターバックのポジション強化が最優先だったユナイテッドで長らくターゲット入りのデ・リフト。本人も早い段階でこの移籍に前のめりとなるなか、移籍金額を巡ってクラブ間のやり取りが続いたが、アドオン500万ユーロ込みの総額5000万ユーロ(約78億8000万円)で実現した。

8月13日の移籍発表からもう少しで1カ月が経とうとする25歳センターバックは改めて今夏の移籍を回想。アヤックス時代に師事したエリク・テン・ハグ監督の存在はやはり大きかったと話す。クラブのインタビューで明らかにしている。

「そうだね。彼の存在が大きかったのは明らかだ。彼は僕のことをよく知っているし、僕も彼のことをよくわかっているからね。彼はアヤックスで僕をキャプテンに任命してくれたし、大きな自身もつけさせてくれた。チームを率いるためのモチベーションも与えてくれたんだ」

当時のアヤックスでクラブ最年少のキャプテンに任命されたストーリーとともに、強い結びつきをも明かすと、テン・ハグ監督が持つ指揮官としての顔にも言及した。

「彼は本当に要求が厳しい。日々、トレーニングのあらゆる瞬間で多くのことを求めてくる。トレーニング場だけでなく、外でもだ。行動にはじまり、身体のケア、休息、睡眠の仕方までね。彼は規律を重んじる。それらは僕が思うプロフットボーラー像とすごく合致するんだ」

ユベントス、バイエルンで停滞感が続くデ・リフトだが、ユナイテッド、そしてプレミアリーグでプレーできるチャンスもこの移籍の決め手と付け足しながら、テン・ハグ監督の就任2年で2つのタイトルという歩みに自身も貢献していきたいと述べた。

「誰もが同意するように、ユナイテッドはプレミアリーグのタイトルを目指さないといけない。このタイトルを狙うほかのライバルクラブと競い合うんだ。これは本当に素晴らしい挑戦だし、素晴らしいプロジェクトだ。僕もできる限り力になるためにトライするし、楽しみだ」