TKRI、鬼神の猛追で追い詰めるも2位 元嶋佑弥、クルマに異変感じ「プッシュを止めて完走に切り替えた」【スーパー耐久】

AI要約

TKRIチームが最高峰STXクラスのレースで2位に終わりながらも、ランキング首位を守ることに成功した。

GTネットを必死に追い詰めたTKRIの元嶋佑弥が最後にペースを落とし、2位になるものの、チャンピオンシップを考慮すると良い結果だった。

TKRIは開幕から積み重ねてきた努力の結果、95ポイントを獲得し、ランク2位のGTネットに20ポイント差をつけて急浮上した。

◇スーパー耐久 第4戦 決勝 7日 モビリティリゾートもてぎ(栃木県) ペン=田村尚之

 最高峰STXクラス、必死に追い詰めたTKRI(メルセデスAMG)は2位に終わるも、ランキング首位の座を堅守した。

 鬼神のようなプッシュでGTネットを追い詰めたTKRIの元嶋佑弥だが、最後はペースダウン。20秒以上あった差を一時は8秒まで詰めたが「クルマのフロア(車体底部の板)がばたついてきたので、プッシュを止めて完走に切り替えた」とちょっぴり悔しい状況を説明。それでも「チャンピオンシップを考えたら、2位は悪くない成績」と続けた。チームを挙げて開幕から積み重ねてきた努力の結晶は95ポイントに達し、ランク2位に急浮上したGTネットに20ポイント差を築いた。