EURO逃し「さらにやる気が出た」ケイン、ロナウドやメッシから刺激「本当に高いレベルで長く…」
FWハリー・ケインがチームタイトル獲得への決意を新たにし、長年タイトルから遠ざかってきた選手としての苦悩を語る。
EUROでの準優勝や個人賞獲得を経ても未だタイトルには届いていないケインが、30代半ばから後半でプレーするスター選手から刺激を受けて自身の向上を誓う。
自身のモチベーションやコンディションに自信を持ち、長くかつ高いレベルでプレーを続けたいという強い意志を示す。
イングランド代表FWハリー・ケイン（バイエルン/ドイツ）が、悲願のチームタイトル獲得に向けて決意を新たにした。6日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えた。
ケインは数々の個人賞を受賞しながらも、チームタイトルとは無縁のキャリアを送っている。トッテナム時代にプレミアリーグで3度の得点王に輝いた一方、チームの最高成績はリーグ準優勝とチャンピオンズリーグ（CL）準優勝。昨季からドイツの盟主バイエルンに活躍の場を移すと、1年目からブンデスリーガとCLで得点王の活躍を披露したが、チームはまさかの無冠に終わった。イングランド代表でもFIFAワールドカップロシア2018とEURO2024で得点王となったが、トロフィーには惜しくも届いていない。
EUROでは2大会連続の準優勝。ケインは「自分のキャリアの頂点にあと一歩のところで、それを奪われるのはつらいことだ」と語った一方、「さらにやる気が出てきたよ。そこに到達しようという野心がある。僕らのタスクはより良くなることだ」と、タイトル獲得への意欲がより一層高まったことを明かした。
また、7月に31歳の誕生日を迎えたストライカーは、「クリスティアーノ）ロナウド、（ルカ）モドリッチ、（リオネル）メッシのような、30代半ばから後半でプレーしている選手たちのプレーは僕に刺激を与えてくれる。本当に高いレベルで長くプレーできるということがわかるからだ」ともコメント。長く世界のトップクラスに君臨するスターたちから刺激を受け、自身のコンディションも整っていることを明かした。
「僕はできるだけ長く、できるだけ高いレベルでサッカーをしたい。そのためのモチベーションやインスピレーションとして、彼らを参考にしているんだ。精神的にも肉体的にも、また素晴らしいシーズンを送れるように、とてもいい状態にあると感じている」
