広島に新加入のFWパシエンシアがリーグ優勝に意欲!「プレッシャーを感じるのではなくチャンスと捉えたい」
サンフレッチェ広島は9月3日、FWゴンサロ・パシエンシアの加入会見を公開した。
ポルトガル代表歴もある30歳のパシエンシアは、日本への印象や自身の特長、目標について語った。
パシエンシアは日本の印象が良く、Jリーグでダイナミックにプレーできる選手たちが多いと感じている。
また、浅野拓磨選手や鎌田大地選手、長谷部誠さんから日本について尋ね、文化にも興味を持っている。
今後はチームの一員として、リーグ戦で首位を走り、目標達成に向けてチャンスと捉え、全員の力で戦う意気込みを示している。
サンフレッチェ広島は9月3日、クラブの公式YouTubeチャンネルでFWゴンサロ・パシエンシアの加入会見を公開した。
ポルトガル国籍のパシエンシアは、母国やドイツ、スペインのクラブを渡り歩き、セルタから完全移籍で広島に加入した。
ポルトガル代表歴もある30歳は、「私が最初から来たいと思っていた場所」とコメントしていた日本への印象をこう語る。
「8年ほど前のオフシーズンで日本を旅行したことがあります。その時の日本の印象が、とても良かったのです。私の代理人にも、いつか日本でプレーしてみたいと話をしていました」
自身の特長は「チームプレーに徹することができる」として「チームの力になるために何が必要かを、常に考えています。当然、私にはゴール前で求められていることがありますから、そこではパワーをしっかりと出し切りたいと思っています。技術的な自信もありますが、ピッチの外で様々なことを言うのは好きではありません。ピッチ内で自分のプレーを見てほしいです」と胸を張る。
日本サッカーへの印象は、以下のように語った。
「欧州でプレーする日本人の選手たちを何人か見てきましたが、ダイナミックにプレーできる選手たちが多いですね。そういう選手たちを輩出するJリーグには、とても良い印象を持っています。今回の移籍加入が決まった後に、浅野拓磨選手とも話をして、広島や日本のことをいろいろと尋ねました。
彼だけではなく、鎌田大地選手や長谷部誠さんとも一緒にプレーしていましたから、彼らからも日本について話は聞いています。サッカーだけではなく文化にも興味を持っているので、様々なことを感じ取れることができたらいいなと思っています」
そして、今後に向けて「クラブはリーグ戦で首位を走り、とても良い位置にいると思います。目標を達成するために、プレッシャーを感じるのではなくチャンスと捉えたい。一人の力ではなく、全員の力で戦い、その一つのピースとして自分の力を目標達成への力に付け加えられたらと思っています」と意気込んだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部