夏の甲子園4強の青森山田が新チーム初戦で5回コールド 甲子園登板なしの乕谷が3回零封

AI要約

青森山田が八戸東を12-0の5回コールドで下し、新チームの初戦を飾った。先発した乕谷朔ノ助が好投し、2年生の菊池統磨と下山大昂もリレーで完封。乕谷は次の甲子園での活躍を目指している。

乕谷は自身の調子について「キレが出ていない」とコメント。甲子園での登板機会がなかったことに対して、次の登板で結果を出したいと意気込んでいる。

3人のエース候補が切磋琢磨し、青森山田は3季連続の甲子園出場を目指して力を合わせている。

夏の甲子園4強の青森山田が新チーム初戦で5回コールド 甲子園登板なしの乕谷が3回零封

◆秋季高校野球青森大会2回戦 青森山田12―0八戸東※5回コールド(7日・青森県営)

 今夏の甲子園で4強と躍進した青森山田が八戸東を12―0の5回コールドで下し、新チームの初戦を飾った。

 先発した乕谷(とらたに)朔ノ助が3回を1安打無失点に抑えると、4回は菊池統磨、5回は下山大昂と2年生3人による完封リレー。乕谷は「調子は悪くないけど、まだキレが出ていません」と気を引き締めた。

 甲子園ではベンチ入りを果たしながら登板機会なし。マウンドで躍動した菊池統と下山の姿を見て「統磨と大昂は投げているのに、自分はブルペンだけ。次は甲子園で投げたい」と気持ちを奮い立たせた。「2人はこれ以上ないライバル。いいピッチングをしたら『自分も』と気持ちが高まります」。3人のエース候補が切磋琢磨して、3季連続の甲子園へ勝利を重ねていく。