日本勢が金メダルラッシュ!車いすテニス上地結衣、柔道・瀬戸勇次郎&廣瀬順子、水泳・木村敬一が4つ獲得し総数は「37」【パリパラリンピック】

AI要約

日本勢が10日目のパリパラリンピックで多くのメダルを獲得し、通算メダル獲得数は37個に達した。

上地結衣が女子車いすテニスで金メダルを獲得し、史上初の快挙を達成した。

柔道でも瀬戸勇次郎と廣瀬順子が金メダルを獲得し、日本勢の活躍が目立った。

日本勢が金メダルラッシュ!車いすテニス上地結衣、柔道・瀬戸勇次郎&廣瀬順子、水泳・木村敬一が4つ獲得し総数は「37」【パリパラリンピック】

大会10日目を迎えたパリパラリンピック。この日も日本勢が奮闘し多くのメダルを獲得した。金メダル4つ、銀メダル2つ、銅メダル3つを獲得した。これで日本の通算メダル獲得数は37個(金12、銀10、銅15)となった。

車いすテニス女子シングルス決勝で、世界ランキング2位の上地結衣(30、三井住友銀行)が、同1位のD.デフロート(26、オランダ)を2‐1(4-6、6-3、6-4)で下し、日本女子史上初の金メダルに輝いた。第1セットを奪われたが、執念の逆転勝利。女子ダブルスでも金メダルを獲得した上地は「単複2冠」の快挙を達成した。

上地はパラリンピックに4大会連続で出場。高校3年生の時に、初めて挑んだロンドン大会(2012年)でベスト8。16年のリオ大会では銅メダルを獲得し、21年の東京大会は自身最高の銀メダル。4回目の今大会で見事金メダルに輝いた。

男子ダブルス決勝に臨んだ小田凱人(18、東海理化)・三木拓也(35、トヨタ自動車)組は、前回大会銀メダルのA.ヒューエット・G.リード組(イギリス)に、0‐2(2-6、1-6)で敗れ銀メダルに終わった。小田はシングルス決勝にも駒を進めており、初の金メダルを懸けイギリスのヒューエットと再び相まみえる。

柔道73kg級(J2・弱視)決勝で、世界ランキング1位の瀬戸勇次郎(24、九星飲料工業)は、同3位のG.カルダニ(32、ジョージア)に一本勝ちで初の金メダルに輝いた。瀬戸は、21年東京大会銅メダルに続く、2大会連続のメダル獲得となった。

柔道女子57kg級(J2・弱視)決勝で、世界ランキング2位の廣瀬順子(33、SMBC日興証券)が、同1位のK.ホジャエワ(27、ウズベキスタン)に一本勝ちで、日本女子史上初の金メダルに輝いた。廣瀬は準々決勝、準決勝、決勝と全て一本勝ちで、16年リオ銅以来2大会ぶりのメダル獲得となった。

女子70kg級(J2・弱視)3位決定戦に臨んだ小川和紗(27、伊藤忠丸紅鉄鋼)は、背負い投げで技ありを奪うと、終了間際にも技ありを奪い、銅メダルを獲得した。