# 障害者スポーツ

音や声を頼りにゴール目指す ブラインドサッカー世界大会が開幕 7日決勝戦
15時間前

音や声を頼りにゴール目指す ブラインドサッカー世界大会が開幕 7日決勝戦

視覚障害者らがプレーするブラインドサッカーの国際大会が7月4日大阪で開幕し、パリ・パラリンピックで初のメダル獲得を目指す日本代表がマレーシア代表と対戦しました。ブラインドサッカーとは、視覚障害のある選手らがプレーする5人制のサッカーで、アイマスクを装着し、転がると音の鳴るボールを

「キャリアの敗北」を重ねて、木村敬一がたどり着いた場所…パリは「自分がどこまでやれるか追及したい」
2024.07.05

「キャリアの敗北」を重ねて、木村敬一がたどり着いた場所…パリは「自分がどこまでやれるか追及したい」

 東京パラリンピックで悲願(ひがん)の金メダルを獲得した全盲(ぜんもう)のスイマー、木村敬一さん(33)。長い競技生活で大切にしてきたことや、今夏に迫ったパリ大会への意気込みを聞いた。(読売中高生新聞編集室 高田結奈) 「高校1年の後半から上半身を集中的に鍛(きた)え、平泳ぎでス

障害者が地域でスポーツ モデル事業を開始(笹川財団、都協会)
2024.07.04

障害者が地域でスポーツ モデル事業を開始(笹川財団、都協会)

 笹川スポーツ財団と東京都障害者スポーツ協会は、障害者専用・優先スポーツ施設が少なく、地域に運動できる場所のない障害者が日常的にスポーツをできる環境づくりに向けたモデルプログラムを始めた。 財団と協会は、各地で障害者スポーツセンターが拠点となり、近隣の公共スポーツ施設や地域の社会

「乃木坂」聴き自身を鼓舞・勝負強さピカイチ…パラ陸上の石山大輝が狙うパリでの大ジャンプ
2024.07.04

「乃木坂」聴き自身を鼓舞・勝負強さピカイチ…パラ陸上の石山大輝が狙うパリでの大ジャンプ

 5月のパラ陸上世界選手権(神戸)の男子走り幅跳び(視覚障害T12)で、自身の日本記録を1センチ更新する7メートル08のジャンプで銀メダルに輝いた。3位で迎えた最終6回目で「踏み切るギリギリで決めた」という空中で脚を走るように動かす「シザース」をきっちり決めきる勝負強さを発揮した。

岩手から母と二人で世界へ…パラ陸上小野寺萌恵 。YouTubeが14歳に見せた「夢」を叶えるとき
2024.07.03

岩手から母と二人で世界へ…パラ陸上小野寺萌恵 。YouTubeが14歳に見せた「夢」を叶えるとき

岩手県花巻市。「ずっと陸上競技場にいたいぐらい大好き!」 森に囲まれた美しい陸上競技場で笑顔を見せるのが、車いす陸上の新星・小野寺萌恵だ。あどけない表情とは裏腹に、鋭い眼差しは、しっかりと初めてのパラリンピックを見据えている。4歳で急性脳炎を発症。後遺症で両脚を思うように動かせな

車いす陸上・生馬知季選手(32)がパリパラリンピック代表に内定 岡山市在住
2024.07.02

車いす陸上・生馬知季選手(32)がパリパラリンピック代表に内定 岡山市在住

 車いす陸上のパリパラリンピック日本代表に岡山市在住の生馬知季選手が内定しました。 日本パラ陸上競技連盟が7月1日に発表したもので、生馬選手(32)は、男子100mとユニバーサルリレーの代表に内定しました。 和歌山県出身の生馬選手は2015年から岡山市に移住し、実業

パラリンピック車いすラグビー代表に池崎大輔や女子の倉橋香衣ら…3大会連続メダル狙う
2024.07.02

パラリンピック車いすラグビー代表に池崎大輔や女子の倉橋香衣ら…3大会連続メダル狙う

日本車いすラグビー連盟は1日、パリ・パラリンピック日本代表12人を発表し池崎大輔(三菱商事)、池透暢、橋本勝也(いずれも日興アセットマネジメント)が入った。 倉橋香衣(商船三井)が女子で唯一のメンバー入り。日本はリオデジャネイロ、東京大会といずれも銅で3大会連続メダルがかかる。<

賞喜び、競技普及も 参加者が奄美市長表敬 県障害者スポーツ大会
2024.06.29

賞喜び、競技普及も 参加者が奄美市長表敬 県障害者スポーツ大会

 5月19、26の両日に鹿児島市で開かれた第18回県障害者スポーツ大会で上位入賞した奄美からの参加者のうち10人が28日、奄美市役所に安田壮平市長を表敬訪問し、入賞の喜びと競技普及への思いを語った。 同大会は10月に佐賀県である第23回全国障害者スポーツ大会「SAGA2024全障

県出身レフティー・デフバレー日本代表・眞謝茂伸が世界選手権で奮闘!
2024.06.29

県出身レフティー・デフバレー日本代表・眞謝茂伸が世界選手権で奮闘!

豊見城市で開催中のバレーボールの国際大会。通常の大会と少しだけ違うのは、会場で “手話” が飛び交っていること。聴覚に障害がある選手たちが集う、デフバレーボールの世界選手権。男子7か国、女子5か国が出場し、世界の頂点を目指す戦いには、県勢の姿も…▽男子日本代表 眞謝

国枝慎吾氏が「NHKパリパラリンピック2024 アスリートナビゲーター」に就任
2024.06.28

国枝慎吾氏が「NHKパリパラリンピック2024 アスリートナビゲーター」に就任

 NHKは28日、東京パラリンピックなど4大会で金メダルを獲得した元車いすテニス選手の国枝慎吾氏が「NHKパリパラリンピック2024 アスリートナビゲーター」に就任したと発表した。5大会連続でパラリンピックに出場した国枝氏は金メダル4個を獲得し、23年1月に引退。同年3月には国民栄誉賞も受賞し

アスリートの命運握るクラス分け、ボッチャで「資格なし」判定覆る
2024.06.28

アスリートの命運握るクラス分け、ボッチャで「資格なし」判定覆る

 パリ・パラリンピックは28日で開幕まであと2か月となった。日本代表が続々と決まる中、公平に競技するために必要な「クラス分け」で影響を受けた選手がいる。ボッチャの内田峻介(21)(大体大)は昨年、一度はパラ出場の「資格なし」とされたが、2度目の判定でパリへの扉が開いた。クラス分けに再び注目が集

応援を力に金メダルへ意欲 パリパラ日本代表、ボッチャ内田選手が会見【宇部】
2024.06.24

応援を力に金メダルへ意欲 パリパラ日本代表、ボッチャ内田選手が会見【宇部】

 パリパラリンピックのボッチャ日本代表に内定している宇部市出身で大阪体育大4年の内田峻介選手(21)が23日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで会見を行った。紆余(うよ)曲折を経て、ようやくたどり着いた夢舞台を約2カ月後に控え、晴れやかな表情で臨み、金メダル獲得への意欲を示した

内田「結果で恩返しを」 ボッチャ
2024.06.23

内田「結果で恩返しを」 ボッチャ

 ボッチャ男子の運動機能障害BC4クラスでパリ・パラリンピック代表に決まった内田峻介(大体大)が23日、東京都内で記者会見し、「応援してくださる方々に結果で恩返しをしたい。思い切り楽しんでくる」と意気込みを述べた。  内田は初のパラリンピック代表入り。「出場は厳しい

1976年障スポ若楠大会 運営担当した人々の知られざるエピソード【佐賀県】
2024.06.21

1976年障スポ若楠大会 運営担当した人々の知られざるエピソード【佐賀県】

シリーズでお伝えしている「若楠国体の思い出」今回は身体障害者スポーツ大会・若楠大会です。「佐賀方式」と呼ばれる大会運営の変更など知られざるエピソードもありました。にこやかに参加者と会話される現在の上皇さまと上皇后さま。当時は、皇太子と皇太子妃でした。<

“車椅子ボディビル”の魅力を表現 60歳を迎えるパラアスリート・三浦浩が東京を沸かす
2024.06.16

“車椅子ボディビル”の魅力を表現 60歳を迎えるパラアスリート・三浦浩が東京を沸かす

東京・北とぴあにて開催された「第38回東京クラス別ボディビル選手権大会」(6月2日)。激戦区・東京を舞台に体重別の男子ボディビル、女子フィジークの戦いが繰り広げられた。男女、年齢問わずさまざまな選手が鍛えあげたボディを披露する中、ゲストとして会場を盛り上げたのがパラアスリートの三

「え…可愛すぎる」千賀滉大の〝願掛け〟成功が話題、ベンチ裏ではダンスも披露「ベンチいたんだ」「主役は千賀滉大」
2024.06.15

「え…可愛すぎる」千賀滉大の〝願掛け〟成功が話題、ベンチ裏ではダンスも披露「ベンチいたんだ」「主役は千賀滉大」

 劇的なサヨナラ勝利を呼び込んだニューヨーク・メッツの千賀滉大の願掛けが話題を呼んでいる。 14日に本拠地シティ・フィールドで行われたマイアミ・マーリンズ戦。1点ビハインドで迎えた9回、ベンチで戦況を見守った千賀は「ラリーキャップ」と言われる帽子を裏返しに被り逆転を願う儀式を見せ

愛犬と散歩中の事故で右足を切断…パラ陸上・前川楓選手「目標は走り幅跳びで5m」パリで目指すメダル獲得
2024.06.15

愛犬と散歩中の事故で右足を切断…パラ陸上・前川楓選手「目標は走り幅跳びで5m」パリで目指すメダル獲得

パリパラリンピック出場を目指す、三重県津市出身の前川楓選手が6月9日、最終選考を兼ねた日本パラ陸上選手権の走り幅跳びで優勝し、パリに向けて大きく前進しました。前川楓選手(26)は2012年、愛犬と散歩中に事故に巻き込まれ、右足の太ももから下を切断しました。義足で競技に挑み、これま

隻腕の卓球選手・アレシャンドレ、パリ五輪&パリパラ両大会の代表入りが決定 ブラジル史上初の快挙
2024.06.12

隻腕の卓球選手・アレシャンドレ、パリ五輪&パリパラ両大会の代表入りが決定 ブラジル史上初の快挙

ブラジルのパラ卓球選手であるブルーナ・アレシャンドレは、2024年夏にパリで開催されるオリンピック・パラリンピック両大会への出場を決め、ブラジル初の快挙を成し遂げた。ブラジル出身のブルーナ・アレシャンドレは、1995年3月29日生まれの29歳。血栓症により生後3ヶ月で右腕を切断し

「障害者スポーツがまだ認められてないことに“なにくそ”という気持ちは大いにある」ゴールボールの佐野優人が視力を失って知った「視力を超えた世界」とは
2024.06.12

「障害者スポーツがまだ認められてないことに“なにくそ”という気持ちは大いにある」ゴールボールの佐野優人が視力を失って知った「視力を超えた世界」とは

激しいボールの動きの中で鈴が奏でる大小の音。選手たちの息づかい。静寂に包まれた体育館で聞こえる音はそれだけだ。黙々とトレーニングを続ける金髪の選手。アイマスクを外して汗をぬぐうと、イキのいい爽やかな笑顔が弾ける。東京パラリンピックに出場し、安定感あるプレイで日本代表チームを牽引する若手のホープ

「パリで表彰台上る」競泳女子100平・宇津木 フォーム改良奏功、2大会連続パラ出場へ
2024.06.10

「パリで表彰台上る」競泳女子100平・宇津木 フォーム改良奏功、2大会連続パラ出場へ

 競泳女子の宇津木美都(みくに)(大体大、京都文教高出)は、100メートル平泳ぎ(運動機能障害SB8)で派遣基準記録を突破し、2大会連続でパラ出場を決めた。改良したフォームでメダルを狙うとともに、小学校教諭を目指して奮闘する大学4年生。二つの夢で確かな1歩を踏み出している。 中学